11月8日よりアメリカ連邦政府が開始する外国籍の渡航者の入国ルールの詳細についての追加発表が行われた。
11月8日より、アメリカ政府は入国を禁止していたヨーロッパのシェンゲン協定国や中国、インド、ブラジルなど追加で33カ国からの不要不急の目的での渡航者を受け入れを再開するとともに、搭乗前にワクチン接種証明と陰性証明を提示するという新ルールを導入する。
各航空会社が必要とされている資料やIDの確認や照合を搭乗前に行い、また追跡用の個人情報などを収集する。
【ワクチン証明について】
・米国政府は、米国食品医薬品局(FDA)または世界保健機関(WHO)によって承認されているあらゆる7種のワクチンを受け入れる。これには、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカ、シノファーム、シノバック、セラムのワクチンが含まれる。承認されている中で異なるメーカーのワクチンを混ぜて接種する形も認める。
・18歳未満の子供は多くの地域でワクチン接種が遅れているためワクチン証明義務はない。しかし、2歳以上の子供は検査での陰性証明取得は必須となる。
・ワクチン接種は必要回数を打ち終わってから14日間経ったところで「完全にワクチン接種済」と見なす。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)公式 ワクチン証明についての詳細はこちら
【陰性証明について】
・事前の新型コロナウィルスのテストは全員が提出する必要がある。
・「完全にワクチン接種済み」の人は72時間以内に検査、「完全にワクチン接種済み」でない人は24時間以内に検査を受けて、陰性証明を取得する。
・ワクチン接種を受けていない2歳以上18歳未満の子供は24時間以内に検査を受けて、陰性証明を取得する。
・陰性証明は紙またはデジタルコピーのいずれでも可。
・陰性証明には 検査手法(核酸増幅検査または抗原検査)、検査機関名、試料採取日、個人が特定できる情報(氏名のほかにパスポート番号、生年月日など)、テスト結果が含まれている必要がある。
・テスト結果の言語について。航空会社スタッフが確認できる必要があるため、英語でない場合には各航会社へ確認のこと。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)公式 陰性証明についての詳細はこちら
一方、ハワイ州のイゲ知事は10月25日のハワイ地元紙のインタビューで、ハワイ州が実施している「セーフトラベルプログラム」についてはまだ継続する予定であるとコメントした。
CDCのサイト上でも「州政府や自治体が個別の要件を持っているか?」という質問に対して「米国行きの飛行機に搭乗するには、連邦政府の試験要件を満たす必要があります。一部の州および地方自治体では、管轄区域に到着する航空旅客に対して、同様またはより制限的なテスト要件がある場合があります。連邦の要件に加えて、旅行に関連する州および地方の推奨事項または要件を常に確認し、それに従ってください。」としており、連邦ルールとハワイ州ルールは併用となる模様。
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