アラン・ウォン氏、カハラ・ホテル＆リゾートに新レストランを開業へホクズ跡に2026年初旬オープン予定

ハワイの名門ホテル「カハラ・ホテル＆リゾート（The Kahala Hotel & Resort）」は24日、同ホテル内の高級レストラン「ホクズ（Hoku’s）」が来年初旬に営業を終了し、著名シェフのアラン・ウォン氏による新レストランがオープンする予定であると発表した。

アラン・ウォン氏は、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ（Hawaii Regional Cuisine）の創設メンバーとして知られ、地元食材を生かした独創的な料理で国際的に高い評価を受けている。ホノルルのキングストリートにあった代表店「Alan Wong’s Honolulu」は、1995年の開店以来25年間営業を続けたが、新型コロナウイルスの影響による観光業の低迷を受け、2020年に閉店していた。

新店舗では、同店の看板料理を含むメニューの一部が復活する予定。ウォン氏は「キングストリートのお店で思い出を作ってくださったお客様を再びお迎えできることをうれしく思います。カハラという新しい場所で、つながりやお祝いの時間をともに創っていけることを楽しみにしています」とコメントしている。

新レストランのゼネラルマネージャーには、旧Alan Wong’sでビバレッジディレクターを務めたマーク・シシド氏が就任。カハラ・ホテルのエグゼクティブ・スーシェフであるジョー・アルモゲラ氏が、ホテル全体のエグゼクティブシェフに昇格する。

カハラ・ホテル＆リゾートの総支配人であり、リゾートトラスト・ハワイ副社長のジョー・イバラ氏は「カハラは60年以上にわたり、変わらぬラグジュアリーと温かいおもてなしで知られてきました。今回の変化は終わりではなく進化です。ホクズでの30年の伝統を引き継ぎながら、アラン・ウォン氏を迎えることで、ハワイの食文化の新たな章を開くことになります」と述べた。

新レストランは2026年初旬に開業予定で、場所はホクズ跡地となる。ホテルは、今後オープン日やメニューの詳細を改めて発表する見通し。

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