セントラル パシフィック バンクが東京スター銀行と提携
セントラル パシフィック バンク(CPB)が、2023年8月18日に株式会社東京スター銀行(東京都港区)との業務提携に関する覚書を締結した。この提携により東京スター銀行のハワイでのビジネス展開と、CPBの日本国内でのビジネスサポート強化へ、相互に注力することを表明。日本・ハワイ間のビジネス交流をさらに後押しするハブとして、経済界からの注目が高まっている。
CPBはおよそ70年前に戦後のハワイで日系人たちによって創設され、日本と共にビジネスを行ってきた長い歴史を持つ。また東京スター銀行は、2019年からハワイで本格的にビジネスを展開。高級リゾートホテルへのファイナンス提供や、ワイキキやカハラなどのオアフ島の南岸エリア、およびカイルア・カネオヘなど東岸エリアに所在する不動産に対するハワイ不動産担保ローンを提供してきた。
CPBと東京スター銀行は、2023年1月にはともに現地ハワイの大型リゾートホテル案件に対し、シンジケートローンに参加。同7月にはCPBが東京で開催したハワイビジネスセミナーに東京スター銀行のお客さまが参加するなど、協業を通じて関係を深めてきたことが今回の提携へと繋がった。
今後、東京スター銀行はハワイ関連ビジネスを一層拡大し、アメリカ非居住者向けの口座開設やデビットカード発行などのCPBのサービスを紹介する。同様に、日本への投資・ビジネス展開を検討中のCPBのお客さまに対し、東京スター銀行が日本国内でのビジネスサポートを提供するなど、それぞれの地域での強みを活かしたパートナーシップとなる。
CPBの社長兼CEOであるアーノルド・マルティネス氏は、この提携について「日本とともにビジネスに取り組んできた70年近い伝統を背景に、ハワイと日本のより強固な協働を象徴するような東京スター銀行との提携について発表できることを喜ばしく思います。お客さまの利益や幸福のため、今後末永くともに働けることを楽しみにしています。」と述べた。
東京スター銀行代表執行役頭取の伊東 武氏は、「当行は外資系銀行という特徴を生かし、主に日本企業のアジア進出やアジアのお客さまの日本への投資サポートなどのクロスボーダービジネスに注力してきました。同ビジネスをさらに拡大する中、今回のCPBとの提携により、日本とハワイの架け橋として、日本とハワイにご興味のある双方のお客さまに大変有益なサービスをご提供できるものと確信しています。」と述べた。
今回の提携に際し、東京スター銀行の頭取である伊東 武氏と執行役の岸田 豊彦氏がCPBのハワイの本店を訪問された折にはハワイの政財界からのゲストを迎えての社内イベントを実施した。多くの参加者が集まり、
東京スター銀行のハワイ不動産担保ローンについて
ここで東京スター銀行のハワイ不動産担保ローンについてもご紹介する。
ハワイ不動産担保ローンは、ハワイに所在する不動産を担保にして資金を調達するためのローン商品であり、安定したハワイの不動産価値に魅力を感じる法人および個人投資家にビジネスチャンスを提供するものとなっている。
その特長は以下の通り。
特長1: 低金利と為替リスクの回避
このローンは円建て金利年2.8%(変動金利)と低金利で提供され、為替の変動リスクから保護されている。毎月の返済額が一定であるため安心して資金を借り入れができ、資金運用の計画が立てやすくなる。
特長2: 迅速な申し込みと融資実行
通常、海外の不動産を担保としたローンは審査に時間がかかるが、東京スター銀行では迅速に対応。
特長3: 日本国内でのローン契約が可能
海外不動産の購入に際して現地の金融機関を利用する場合、一般的には現地でローンの契約が必要となるが、東京スター銀行では不動産登記手続きやローン契約なども含めて、日本国内での手続きが可能。
特長4: 資金用途の柔軟性
資金は用途は柔軟で、不動産の購入資金調達に加え、既に所有する不動産を担保にした事業資金調達や投資資金としても利用可能。
こんな方におすすめ
- ハワイ不動産の購入資金調達を検討中の方
- 2件目や3件目のハワイ不動産の購入資金を調達したい方
- 事業資金を調達したい方
- より良い条件で融資を受けたい方
ハワイではCPBから、そして日本では東京スター銀行から、それぞれのマーケットを熟知したプロフェッショナルたちによる万全のサポートを提供できる体制が整った。
両行のさらなるサービス拡充や、日本ーハワイ間を繋ぐ架け橋としての発展に注目だ。
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CPBの日本語での口座開設サービスや、デジタルバンキングサービスの詳細はこちらの関連記事でご紹介している。