ハワイ州のホノルルでは、新しいプロジェクトが続々と発表されている。ワイキキには新築コンドミニアムや建て替えの工事は現在はない。新築コンドミニアムのほとんどが、カカアコやアラモアナエリアでのプロジェクトとなっている。
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2023年に竣工した新築コンドミニアム
スカイ・アラモアナ
アラモアナセンターの山側、カピオラニ通り沿いに2023年10月にレジデンシャル専用となるウェストタワーが竣工。その後、2024年の3月にはホテル棟(イーストタワー)も完成。マリオット系列のプレミアムブランド「Renaissance Honolulu Hotel & Spa (ルネッサンスホノルル・ホテル&スパ)」が開業した。
築浅状態や未使用での再販マーケットに売り物件がでており、待たずに買える新築コンドミニアムとして注目を集めている。またスカイアラモアナはホノルル初の「大浴場」がホテルスパにあり、アメニティはコンドミニアム住民専用のものとホテルのアメニティとに分かれているが、住民はどのどちらも利用可能という点も魅力で、日本人オーナーが注目している。
スカイ・アラモアナ(ウエストタワー)コンドミニアムの詳細と売出し物件一覧はこちらから
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建設中、2024年に竣工予定の新築コンドミニアム
ヴィクトリアプレイス(ワードビレッジ)
ワードビレッジの7棟目のコンドミニアムとして完売となっているヴィクトリアプレイス。最上階までガラスが入り順調に建設が進んでいることがうかがえるが、引き渡しは2024年の4Qまたは2025年年明けの予定という。すでに完成したユニットからインスペクションが入り始めており、完成間近だ。
ヴィクトリアプレイスのコンドミニアム詳細は
ワードビレッジ内でも商業施設が入らないラグジュアリーコンドミニアムは、ワイエアとこのヴィクトリアプレイスの2棟のみ。プライバシーの高さを評価した富裕層の購入が殺到、ワードビレッジの中でも過去最も早く完売したプロジェクトとなった。完成し再販市場にユニットが出てくるのを待っている方も多いだろう。
2024年の竣工後に、再販マーケットにでてくるタイミングを狙っている方はお早めに、担当エージェントへのご相談を。
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建設中、2025年竣工予定のコンドミニアム
ザ・パーク・ワードビレッジ(ワードビレッジ)
こちらも現在建設中、ワードビレッジの8棟目となる「ザ・パーク・ワード・ビレッジ」。こちらも建設が進んでおり、2025年に竣工予定とのこと。かつてのスポーツオーソリティがあった、ワードアヴェニュー沿いの場所が生まれ変わる。コウラとの間にあるヴィクトリアワードパークが拡張されて緑豊かなランドスケープを持つ「海から2列目」のラインナップのプロジェクト。
ザ・パーク・ワード・ビレッジのコンドミニアム詳細は
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販売中、建設中、これから着工のプロジェクト
パーク・オン・ケアモク
アラモアナセンター山側中央からまっすぐ山側へと伸びる「ケアモク通り」が熱い。竣工は2025年秋の予定で、ツインタワーの大型コンドミニアムで、「パーク・オン・ケアモク」の工事が進んでいる。アラモアナにあることを忘れるような緑豊かなアメニティガーデン「ザ・グローブ」が約600坪確保される。その周囲に、カフェやグルメ店、リテール、ショップ、リラクゼーション施設が揃い、その上に42階建てのツインタワーで、周辺の新築コンドミニアムに比べて比較的リーズナブルな価格帯、利便性抜群のロケーションに、ホノルルの在住民からの「住みたい」という要望が高い。
パーク・オン・ケアモクのコンドミニアム詳細は
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発売中、2024年着工予定の新築コンドミニアム
カラエ(ワードビレッジ)
現在まだ新築としての売り出し中、ワードビレッジの10棟目の新築プロジェクトが「カラエ」。2026年竣工予定となっている。同エリアの海沿いに建つラグジュアリー物件であるワイエア、ヴィクトリアプレイスの並び、海沿いの一列目に建設される。
デザインはハワイの1920年代から40年代の「モダンクラシック」をモチーフとし、重厚な落ち着いたスタイル。
カラエのコンドミニアム詳細
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アリア
「アリア」は、ハワイトップの建設開発会社、コバヤシグループが手掛けるこのプロジェクトは、2026年竣工予定とのこと。地元名門私立校・カメハメハスクール所有のカカアコの土地の再開発という一大プロジェクト「アワ・カカアコ」の一環。アラモアナ大通り沿い、海に向かって一列目の好立地というロケーション、かつ水の循環やソーラーなどを最新のシステムで環境への配慮とともに管理費を抑えるエコなデザインを追求し、期待値の高さから売れ行きも好調とのこと。
近隣には商業施設「ソルト・アット・アワ・カカアコ」を中心にホノルルの中でも話題のレストランやショップなどが出店し、Hマートやダウン・トゥ・アースなどのスーパーも近く暮らしやすさもアップ。
アリアのコンドミニアム詳細
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クイレイ・プレイス
モイリイリエリアに作られる1000ユニットを超える大型のコンドミニアムプロジェクト。2026年竣工予定。ダイヤモンドが見晴らせるユニットの人気が高く2023年8月に発売になって以来、かなり早いペースで売れているという。
発売中、未着工の新築コンドミニアムプロジェクト
ラウニウ(ワードビレッジ)
ワードビレッジの11棟目となる新築プロジェクト。2024年の年初から販売開始となったが、海から近いにもかかわらず、で70万ドルからと比較的手の届きやすい価格となっており、フロアプランも価格帯も幅広いため、すでに60%ほどが販売済みとハワード・ヒューズがレポートで発表していた。
トップリアルターの寺平美希子さんが解説してくださった特集記事はこちら!
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未発売、計画段階の新築コンドミニアム
1538カピオラニタワー
2023年8月、1538カピオラニタワー建設をホノルル市が最終承認したと報道された。場所は、アラモアナセンター近くそば、セントラル パシフィック銀行などが現在入っている低層商業施設の跡地で、カピオラニ通り沿い二作られる423ユニットのプロジェクト。開発会社であるJLキャピタルは「スカイ・アラモアナ」のホテルレジデンスも建設しており、”ミッドタウン・アラモアナ”と呼ばれるアラモアナセンター山側の再開発に置いて存在感を発揮している。
マハナ(ワードビレッジ)
こちらはワードビレッジの12棟目として建築申請中のマハナ。竣工時期は未定となっている。
2023年6月の発表によるとこのマハナは340ユニットの住宅とリテールスペースを備えた17000スクエアフィートのコンドミニアムとなり、ヴィクトリアワードパークにつながる屋外型のギャザリングスペースと歩道が作られるという。
プロジェクト名「マハナ」は、温かい気持ち、あるいは朝日や夕日が上がる様子を意味するという。
メリアとイリマ(ワードビレッジ)
ワードビレッジの最後の海沿いの区画、そして最後まで残されていた最高のロケーションが現「ワードセンター」の跡地に建てられる予定の「メリア」と「イリマ」のツインタワーだ。まだ建設申請段階で詳細は発表されていないものの、ウルトララグジュアリークラスといわれたパークレーンやワイエアをも凌ぐクラスになりそうだという。
場所は、こちらのワードビレッジ全景マップの右下。大きな緑の屋根の連なるワードセンターが取り壊された跡地に建てられる予定。
もっともアラモアナセンターよりとなり、海を正面に見晴らす絶好ロケーションに建てられるツインタワーは、ワードビレッジマスタープランの総仕上げとも言えるプロジェクトだ。
その他にも、ホノルルの不動産業界で噂になっている「パークレーン2」なども水面下で動きがあるようだ。
今後も、新築コンドミニアム情報を定期的に「ハワイに住む」ではレポートしていく。
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