ハワイの不動産を購入すると、避けて通れないのが毎月の管理費や税金などの支払い作業だ。ハワイ不動産オーナーの中には不動産会社に一括で依頼している方もいれば、ご自身で対応している方もいらっしゃることだろう。そしてもう一つ「ハワイの銀行に依頼する」という方法もあることをご存知だろうか。

ハワイの銀行、セントラル パシフィック バンク（CPB）では、同行に口座を開設している方を対象に「不動産支払代行サービス」を提供している。ハワイの銀行の中でも、唯一CPBのみが行っているユニークなサービスで、請求書の郵送や小切手のやり取りが不要になるため、日本人のハワイ不動産オーナーに大変喜ばれているそうだ。

今日はこのサービスについてセントラル パシフィック バンクの国際部に所属する立川京子さんと田井亜紀さんのお二人に詳しくお聞きした。

ちなみに、CPBでの日本語での対面サービスをご希望の方はすべて予約制となっており、予約はオンラインで取ることが可能だ。日本からハワイに来られる方も、ハワイ滞在予定に合わせて事前にアポイントを入れておくことをおすすめする。

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セントラル パシフィック バンク「不動産支払代行サービス」について

ハワイ不動産に関わる主なお支払いとしては下記のようなものがあります。

●管理及びメインテナンス料金
●電気、電話、水道、ケーブルTV等の利用料金
●固定資産税
●保険料
●修繕費　等 

これらの支払いには毎月払いのものだけでなく、固定資産税のように年1回や年２回など支払い回数がまちまちなものや、保険のように更新が必要なものもあります。書類の受取り住所をCPBに指定していただければ、支払い期限や更新期日に遅れることなく、弊行のほうで支払い処理や更新手続きを代行いたします。

そして毎月のご利用明細とは別に、この「不動産支払い代行サービス」にお申し込み頂いているお客様には、毎月１回その月に処理した請求書、支払い済みのレシートや管理会社からのお手紙などをセットにして日本に郵送させていただいております。

ハワイの不動産に関する支払い先は、ハワイ州内の各郡、コンドミニアムの管理会社、個人の修理業者など多岐にわたり、それぞれが受け入れる支払い方法も異なります。自動振込みの設定や小切手の郵送なども含めて、ベストな形で支払い処理をしていきますので、安心してお任せください。

田井さん:　

CPBのインターネットバンキングサービスをご利用いただけば、日本からでもお客様の口座にアクセスして残高やお支払い状況などをご覧いただくこともできます。ですが、皆様が常にハワイの口座をタイムリーにチェックできるとは限りません。

ですので、CPBではお客様の口座を常時モニターして、残高が不足しそうな場合にはその月の支払いを待ったり、残高不足で支払いが滞った場合は、すぐにお客様へご連絡をし、日本からのご送金をお願いするなど、円滑なお支払いや口座管理が出来るようにお手伝いしています。

こういったサービスが出来るのは銀行ならではと言えます。

また内容によっては、英語で届いたレターに関して、オーナー様にご連絡し支払い可否や更新の判断を仰いだり、管理会社や業者さんへの連絡をお願いすることもあります。

期限がある件も多いので、できるだけタイムリーな対応を心がけています。

支払い業務や英語で届いたレターの内容の説明などに加えて、残高のチェックまで銀行に一任できるのは大きな安心材料となる。
 

「不動産支払代行サービス」が利用可能な方、また利用料金について

このサービスは、ハワイに不動産を持つ方で、CPBにチェッキング口座(当座預金)を開設し、一定額以上を預け入れしている方が利用出来るものとなっている。

利用条件と料金は以下の通り。

• 10万ドル以上のお預け入れがある方のみ対象
  （チェッキング＋セービング口座の合計の月平均）
  
  ＜ご利用手数料＞
  60ドル/月
  
  ※新規お取り扱い開始手数料として50ドル（ご契約時のみ）
  ※25万ドル以上のお預け入れ（チェッキング＋セービング口座の合計の月平均）がある方は無料
  ※お預入れ合計残高の月平均が10万ドルを下回った場合、追加で40ドル/月の最低維持残高手数料がかかる
  ※お支払いはチェック（小切手）を発行。１枚につき10ドルの発行手数料が発生

ハワイに不動産を所有している方、これから購入したいと考えている方は、こういった付帯サービスや、日本語でのカスタマーサービスが充実しているCPBをぜひ検討いただきたい。
 

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ハワイでの口座開設について、こちらをご覧下さい。
「CPBではじめての海外口座」
 

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