ウィリアム・ビリー・ロビラード ハワイのトップリアルターである彼の”知られざる下積み時代”。その後を運命づけた師の言葉とは

更新日 2024.04.26

ウィリアム・”ビリー”・ロビラード。


ハワイ不動産における老舗チェイニーブルックスに長年在籍し、住宅不動産で活躍し続けるハワイのトップリアルター。$27.5ミリオン(約41億円)でパークレーンアラモアナのグランドペントハウスの売買契約を締結し、ハワイ不動産最高販売価格の新記録を樹立したことでも脚光を浴びた。

そのビリーさんの”知られざる下積み時代”について語るスペシャルインタビューをお届けする。


「あの時代があるから僕がある」と語るその時代、持つ智慧のすべてを与えてくれた師の存在とはどんなものだったのだろうか。

ビリーさん:

恥を捨て、師に仕えた長い下積み時代。
そこでの経験はお金を積んでも買えない価値あるものでした。

 

 ビジネス界の大物や各界著名人をはじめ多くの顧客を持つトップリアルターとして、ハワイの不動産業界でビリー氏を知らない人はいない。しかし、その自信みなぎる仕事ぶりからは想像できない”下積み時代”があったという。

「30歳の頃、その後に師と仰ぐようになる人物に声を掛けられました。とにかくダイナミックな仕事をしている人で、僕はすぐさま魅了されてしまいました。その人の世界観に少しでも近づこうと、それまで長く勤めてきた小売業のジェネラルマネージャー職を辞して、不動産ファンドマネージメントの世界に身を置く決意をしたのです。」

 しかし、ビジネスへの野心はあれど、まったくの未経験な世界に入る決意をした当時のビリー氏には、師の鞄持ちというポジションしか用意されていなかった。

「師の後ろにピッタリついてビジネスを体で学ばねばなりませんでした。文字通り鞄持ちとして毎日ついてまわり、右も左もわからない世界で言われるままに動く日々。掃除や身の回りの世話はもちろん、運転手にもなり、24時間呼び出されればすぐに出ていきました。修行の身なので文句など言えません。言われることは全てこなしました。そうして師に付いて回っているとビジネス界の大物に会う場面も多く、僕個人では到底遭遇し得ないような多種多様な人や世界を見ることができました。今思えば、師の狙いはそこにあったのだと思います。」

 30歳にもなって小間使いのようなことをしている自分を恥じる気持ちより、見たことのない世界を見られるチャンスを得たことにビリー氏の心は湧いていた。そんな下積み時代は、4年間続いた。

「普通では会うことすらできないビジネス界の大物や政治家、常に絡み合う法律の世界、見たことない桁のお金が数字で動く世界。鞄持ちの僕にもきちんと挨拶してくれる人もいれば、最初から僕の椅子など用意されておらずミーティング中ずっと立ち尽くしていたこともある。そしてそのどちらかが正しいということではなく、両者ともにそれぞれの思惑があるということも知りました。」

 なかには決してきれいとは言えない仕事の仕方をする人も存在した。そんな時にこそ、師はこう諭したという。

「いいかビリー、彼らのものの考え方、やり方のすべてをちゃんと見ておけ」

 ビリー氏は完全バイリンガルという自分の持ち味を活かし、ビジネス用語を同時通訳するというスキルを身につけることで、次第に師のミーティングに欠かせない存在へと成長を遂げる。

 あらゆる会話を同時通訳してその内容を理解するごとに、成功したい思いはあれど、彼らほどの「泥を飲む覚悟と度胸」を持ってはいない己の器、己の現実に気づくことになる。

「師は僕に、世間知らずのお前が成功したいと息巻いているのと、現実にそれを手に入れた者の真実は違う。成功したいと思うなら、まずは自分の器を知りなさい。自分の持ち味を活かし、お前の器にあった成功を手に入れなさい。手に入れないほうがいい成功もあるのだから、と言ってくれました。」

 都合よく曲げることができない良心をもつビリー氏を見抜いた師は、その良心はビリー氏最大の長所である反面、別の次元では最大の弱点になり得ると指摘したという。

「お前に悪いことは出来ない、良心が邪魔をして、やれば必ず失敗する。多種多様な人間がいるなかで、その良心を信念に自分のやり方を見出してみろ。」と言って背中を押してくれたそうだ。

「残念ながら僕は大物にはなれません、その器ではないので(笑)。でも、それ以上に僕を幸せにしてくれる大切なものを持っています。それは僕の近くにいる人達の笑顔。信念に従った道を来た結果、僕の日常は皆の笑顔に囲まれることとなった。どこへ行っても、ビリー!ビリー!と皆が笑顔で駆け寄って来てくれる。かけがえのない僕の財産です。結局僕は、お金よりも人が好き。それが僕の器だった。」 

人生を変えた師との出会い。そんな人物を引き寄せたのも、実はビリー氏の持つ人柄のなせる技なのかもしれない。

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