【2026年1月】ハワイ不動産レポート 全体として落ち着いたスタートを切った2026年

【2026年1月】ハワイ不動産レポート 全体として落ち着いたスタートを切った2026年

更新日 2026.02.16

ホノルル・ボード・オブ・リアルターズが発表した2026年1月の統計によると、新年のオアフ島不動産市場は、一戸建て・コンドミニアムともに大きな変動はなく、全体として落ち着いたスタートとなった。一方で、在庫状況や成約スピード、価格帯別の動きにはそれぞれ異なる傾向が見られる。

ホノルルリアルター協会による 2026年1月のマーケットレポートサマリー

ホノルル・ボード・オブ・リアルターズが発表した2026年1月の統計によると、新年のオアフ島不動産市場は、一戸建て・コンドミニアムともに大きな変動はなく、全体として落ち着いたスタートとなった。一方で、在庫状況や成約スピード、価格帯別の動きにはそれぞれ異なる傾向が見られる。

  • 戸建ての中間価格は1,122,500ドルで、前年同月比0.2%増
  • 戸建ての販売数は194件(前年同月196件)で1.0%減
  • 戸建ての売出期間中央値は27日で、前年同月の25日から2日延びた
  • コンドミニアムの中間価格は529,000ドルで、前年同月比1.9%減
  • コンドミニアムの販売数は297件(前年同月312件)で4.8%減
  • コンドミニアムの売出期間中央値は47日で、前年同月の39日から8日延びた
ここから、それぞれの主要な指標について見ていく。

中間価格

(チャートは緑のラインが戸建て、黄色のラインがコンド。以下のチャートはすべて同じ)

2026年1月の戸建ての中間価格は1,122,500ドルで、前年同月比0.2%の微増にとどまり、価格は安定水準を維持している。平均価格は1,396,618ドルで、前年同月比3.9%上昇、高価格帯物件の動きが平均価格を押し上げている。

一方コンドミニアムの中間価格は529,000ドルで、前年同月比1.9%減。一方、平均成約価格は692,222ドルで5.7%上昇しており、戸建てよりもコンドミニアムのほうが価格帯による動きの差が大きく表れている。

価格帯別の販売件数

1月に成約した戸建て物件の最多価格帯は、100万ドル〜150万ドル未満の中間価格のレンジで81件となった。また全制約件数の約60%は、80万ドル〜139万9,999ドルの価格帯に集中した。このレンジでは、売り出し価格以上での成約割合も高く、需要の底堅さが顕著である。

コンドミニアム市場は多くの価格帯で概ね安定しているが、70万ドル〜90万ドル未満の価格帯では成約件数が前年同月比29.8%減の40件と大きく減少した。
 

売出期間

戸建ての売り出し期間は27日と、前年の25日から2日延びた。
コンドミニアムの売出期間は47日と、前年の39日から延びた。

コンドミニアムの売り出し期間は2025年顕著に長くなったがその流れは2026年も継続している。


 

市場在庫・新規売出し物件数

戸建ての新規売り出し件数は343件で、前年同月比2.1%増加した。
コンドミニアムの新規売り出し物件は696件と、前年同月比で5.6%減少した。
 

戸建てのアクティブな市場在庫は674件と前年より8.2%減少しており、人気のある価格帯は活発に動いている。一方でコンドミニアムの市場在庫は2,210件と前年同月比5.8%増加した。コンドミニアムも昨年の5月をピークに緩やかな減少トレンドとなっているが、昨今の利下げにより、ローンを組んでのバイヤーがどう動くか、注目だ。
 

売り出し価格に対する成約価格の割合は96.0%で、前年より1.0ポイント低下した。売り出し価格を上回って成約した物件は全体の7%にとどまり、多くは売り出し価格を下回っての成約となっている。

市場の温度差が明確になった2026年初動

2026年1月のオアフ島不動産市場は、一戸建てが引き続き底堅さを保つ一方で、コンドミニアムは在庫増加と販売期間の長期化が進行し、市場の温度差がより明確になった。

中価格帯の一戸建てには引き続き強い需要が集まり、コンドミニアムではエントリー価格帯の供給増が目立つ。今後は金利動向と在庫推移が、市場バランスを左右する重要な要素となってくるだろう。




 

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