ホノルル・リアルター協会(Honolulu Board of REALTORS®)が2026年6月のオアフ島住宅市場統計を発表した。今回は2026年6月の統計をもとに、オアフ島の住宅市場の状況をまとめた。
ホノルルリアルター協会による 2026年6月のマーケットレポートサマリー
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- 戸建ての中間価格は$1,242,500で、前年同月比10.4%増
- 戸建ての販売数は270件で、前年同月比6.6%減
- 戸建ての売り出し期間は13日で、前年同月比11日短縮
- コンドミニアムの中間価格は$528,000で、前年同月比3.5%増
- コンドミニアムの販売数は397件で、前年同月比10.9%増
- コンドミニアムの売り出し期間は40日で、前年同月と同じ
ここから、それぞれの主要な指標について見ていく。
(チャートは緑のラインが戸建て、黄色のラインがコンド。以下のチャートはすべて同じ)
中間価格
2026年6月の戸建て住宅の中間価格は$1,242,500となり、前年同月比10.4%増となった。これは2026年1月の過去最高となる$1,250,000の中間価格に迫る記録。前月($1,166,000)からも大きく上昇した。一方、販売件数自体は270件と前年同月比6.6%減少していおり、高価格層の活発さが顕著になった1ヶ月だった。
コンドミニアムの中間価格は$528,000で、前年同月比3.5%上昇。戸建てほど急激な上昇ではないが、前年から着実に価格を伸ばしている。
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価格帯別販売件数
価格帯別に見ると、6月は戸建て・コンドミニアムともに特徴的な動きが見られた。
戸建てでは、130万〜200万ドル未満の価格帯が前年同月比39.7%増となり、高価格帯の需要の強さが際立った。この価格帯の成約増加が、中間価格を押し上げる大きな要因となった。
一方で、100万ドル未満の価格帯も依然として一定の取引があり、2026年上半期では戸建て販売全体の35%が100万ドル未満で成約している。
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コンドミニアムでは、50万〜60万ドル未満の価格帯が前年の48件から75件へと56.3%増加、これが中間価格を引き上げる要因となった。また、80万〜100万ドル未満の価格帯では16件から31件へと93.8%増加し、中価格帯からやや高価格帯にかけて販売が大きく伸びた結果となった。
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販売件数
戸建て住宅の販売件数は270件となり、前年同月比6.6%減少した。しかし2026年上半期を通期でみると戸建ての成約件数は1,386件となり前年同期比3.9%増を記録した。。
一方、コンドミニアムの販売件数は339件で前年比9.4%減少した。コンドミニアムは2026年の上半期で見ても2.3%減の2,053件にとどまり、戸建てと比較すると回復にはやや時間がかかっている状況である。

販売期間
戸建て住宅の中央値販売日数は13日となった。前年の24日から大幅に短縮されており、条件の良い物件には依然として買い手が集中していることが分かる。
対照的にコンドミニアムの販売日数は40日。前年同月も40日で横ばいとなった。買い手が比較検討しながらじっくりを選べる環境が続いていると言えるだろう。
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在庫件数・新規売り出し
売り出し中の市場在庫件数は、両市場とも前年同月の水準を下回った。一戸建て住宅は前年同月比9.3%減、コンドミニアムは0.7%減となった。コンドミニアムの在庫件数は前年同月からわずかに減少したものの、市場在庫がまた積み上がりを見せてきており、引き続き買主に有利な市場環境を示している。
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戸建て住宅の新規売り出し件数は前年同月比7.3%減の369件となった一方、コンドミニアムの新規売り出し件数は10.3%増の740件となった。
チャートでコンド(黄色)と戸建て(緑)ラインがはっきりと上と下に分かれるという対照的な動きを見せた1ヶ月となった。
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編集部まとめ
2026年上半期のオアフ島不動産市場は、戸建ては堅調、コンドミニアムはやや弱含みながらも、価格はどちらも緩やかな上昇を見せた。
円安も160円オーバーがある程度固定している今、円高待ちだった日本のバイヤーも、逆にさらなる円安が進む前に動くべきか?いうマインドにならざるを得ないだろう。
この下半期の不動産の動きにも注目していきたい。
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