【"ハワイに住む"を叶えた人々】古田将さん

【"ハワイに住む"を叶えた人々】古田将さん

更新日 2019.05.15

"ハワイに住む"を叶えた人々にインタビューするこのシリーズ。今回は、ハワイで日本人外科医として活躍する古田将さんにお話を伺いました。

元気な3人の息子と皮膚科医でもある妻の5人家族 
古田 将(ふるた しょう)さん
岐阜県出身。2004年愛知医科大学卒業。刈谷豊田総合病院にて、麻酔科医、救急、集中治療医として勤務。
2010年、ハワイ・クイーンズ・メディカル・センター外科系ICUにて 循環血液量測定の研究に従事。2012年よりハワイ大学にて5年間の外科研修を修了。
現在クィーンズ・メディカル・センターにて外傷および一般外科医として勤務。

抱いた夢はハワイで仕事とサーフィンの両立。麻酔科医から外科医へ。

学生時代に初めて訪れたハワイで、美しくパワフルな波と、緩やかに流れるアロハスタイルの生活に魅了され、いつかここに住みたいと思うようになりました。しかし日本の医学部卒業後は、麻酔科医として忙しく働く日々が続き、ハワイに住むことは遠い夢でした。

忙しい仕事の合間に時間を見つけては、息子たちとサーフィンをして親子の絆を深めている

2010年、ハワイ大学外科教授との運命的な出会いを経て、クイーンズ・メディカル・センターのICUで臨床研究に従事することになり、家族でハワイに移住してきました。2年間の研究の合間に猛勉強し、米国医師免許を取得。そして難関の外科レジデンシーのポジションを得るため、寝る間を惜しんで研究に没頭しました。ハワイの空がグレーに見えるほどのこの暗黒の期間は、妻のサポートなしには乗り越えられなかったでしょう。そして5年間、週平均80時間におよぶ、厳しい外科トレーニングを経て、米国外科専門医資格も取得。現在はクイーンズにて外傷をはじめ、緊急手術を必要とする患者さんを診療しています。

難易度の高い外科手術も多数こなす

日本人観光客が搬送されてくることも多く、日本語を話せることが役に立っています。将来的には、ハワイにいながら日本レベルのおもてなしで患者さんを迎えられる、日本人医療チームをクイーンズに設立するのが夢です。どんな病気でも、ここに来れば、日本人の医師や看護師が日本語でサポートし、日本の病院とも連携してくれるというシステムを確立したいですね。

 

Q:古田さんのハワイでのお気に入りスポットは?
A:ケワロベイスンパーク

アラモアナ・ビーチパークの隣のヨットハーバーの奥にある穴場的ビーチパーク。ここの海で育った子たちから世界で活躍するサーファーが生まれている。

ケワロベイスンパーク
1125 Ala Moana Blvd., Honolulu
ワイキキから車で約15

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