ハワイ州「ワクチンパスポート」実施の準備開始

ハワイ州「ワクチンパスポート」実施の準備開始

更新日 2021.02.17

ハワイ州は、新型コロナウィルスのワクチン接種を受けた人が、隔離期間なしで旅行できる通称「ワクチンパスポート」の発行に向けて準備を進めることを知事の緊急事態宣言の中で、表明した。
 

これは、予防接種を受けたことを証明することで、旅行者はハワイでの自己隔離など要件が免除となるもの。

ハワイ州のグリーン副知事は、まずワクチン接種の完了しているエッセンシャルワーカーから適用を開始し、次に一般市民へと広げることになると発表。

ワクチン接種が完了した人はデジタルなコードを受け取る形が想定されており、最短で3月1日のハワイ州内の島間旅行からの開始を目指す。また5月1日には本土への旅行にも適用できるようにしたいと述べている。

またこのワクチンパスポートは、アメリカ全体でも導入に向けて動き出している。バイデン大統領は、、ワクチンパスポート(新型コロナウィルスワクチンを含むワクチン接種記録の電子版)の実用可能性の検証に関する大統領令を出した。


同様の取り組みは各国で検討され始めているが、世界中で受け入れられ、プライバシーを保護し、スマートフォンへのアクセスに関係なく人々がアクセスできるドキュメントまたはアプリの枠組みを国際的に作ることが大きな課題となっている。

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