ハワイ州人口、7年連続で減少、2022年には15000人が流出

ハワイ州人口、7年連続で減少、2022年には15000人が流出

更新日 2023.02.28

ハワイ州のチーフエコノミストによるとハワイ州人口は過去7年で継続的に減少しており2022年には15000人の人口が流出した。

移転先としてはカリフォルニア州の12000人をトップにテキサス州、ワシントン州、アリゾナ州、フロリダ州が上位5州となった。

今後もこの傾向は少なくとも数年は続くと見られている。また流出している人々の年齢や資産状況に偏りはなく様々な属性の住民が流出していると言う。


ハワイ州の政策研究NPO「グラスルーツハワイ」によると、ハワイ州の人口流出の最大の原因は高騰する住宅費と生活費で、相対的に安価な州への移住する人が増加している。安価な住宅建設を阻む州政府のさまざまな規制や、アメリカ本土に比べてパンデミックからの回復スピードが遅いことなどの複数の要因から、ハワイ州を離れる人が多くなっている。


全米の統計で、人口が最も増えているのはテキサス州とフロリダ州で、カリフォルニア州はハワイからの流入は最多だったが全体としては減少している。


 

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