2025年2月13日、ハワイ州上院は、オアフ島にカジノを設立することを許可する法案を却下した。この法案は、アロハスタジアムとハワイ・コンベンションセンターにカジノを設置し、20年間の営業許可を与える内容だった。
反対の声が多数上がり、ハワイ州上院のグレン・ワカイ委員長は、「違法なギャンブルに関わっていた人々がカジノに行くようになる可能性が高い」と指摘。ハワイ州副検事総長のコリー・ヤング氏は、「カジノの導入によって、これまでギャンブルに触れたことのなかった人々がギャンブルに依存する可能性がある」とし、カジノの導入が治安の悪化や地域社会への悪影響を引き起こす懸念を示した。
一方で、新アロハスタジアムプロジェクトの開発者であるスタンフォード・カー氏は、「カジノの収益がなければ、プロジェクトの不足額である5億5000万ドル以上を不動産の投資だけで補うことはできず、我々は撤退せざるを得ない」と述べた。
この法案では、ハワイゲーミング管理委員会の設立を提案しており、ギャンブルの利益に15%の税金を課すこと、ギャンブル依存症を予防するための基金を設立することが含まれていた。
カジノ法案の却下により、オアフ島におけるカジノ設立計画は一時的に頓挫。今後の議論が続くことが予想される。
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