2025年ロッテ選手権の最終ラウンドが4日(土)、オアフ島西部エヴァビーチのホアカレイ・カントリークラブで行われ、韓国の22歳、イ・ユミン選手が通算17アンダーで逆転優勝を果たした。
最終日はリーダーボードの上位が混戦となり、イ・ユミン、キム・ヒョージュ、勝みなみの3人が一時首位を分け合う展開となった。しかし17番ホールでキムと勝が共にボギーを叩いたのに対し、イは後半の13番から16番まで4連続バーディーを奪取。勢いそのままに単独首位に立ち、そのまま逃げ切った。
今大会はイ選手にとってスポンサー推薦による出場だったが、今回の優勝によりLPGAのプロ資格を即座に獲得することとなった。試合後、イ選手は「韓国の選手たちが活躍する中、こうして自分がその一員になれたことがとても意味深いです」と語った。
一方、地元ハワイ勢では、プナホウ高校出身のアリセン・コープス選手が通算10アンダーで14位タイに入り、安定したプレーを見せた。「全体的に安定した内容でした。大きなミスはなかったけれど、いくつかの場面で判断ミスがありました。でも、今週はとても良い感触でプレーできました」とコメントした。コープス選手は今後、アジア地域で行われるツアーに参戦する予定。
また、同じくプナホウ高校出身のマリエル・ガルディアーノ選手は通算2アンダーで大会を終えた。「今年は自分のプレーに対する自信を持って臨むことができました。今日は最終日ということで少し緊張もありましたが、ショットの精度には満足しています」と振り返った。
オアフ島での熱戦を経て、新たなスターが誕生した今大会。イ・ユミン選手の今後の活躍に注目が集まるとともに、地元出身選手たちのさらなる飛躍にも期待が寄せられている。
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