ホノルル市内に設置されたスピード違反自動取締りカメラが、11月1日(土)から正式運用を開始する。これまで7か月間実施されてきた警告期間が終了し、今後は速度超過が確認された車両の所有者に対し、罰金通知が郵送で送付される。
対象となるのはオアフ島内の10か所の交差点で、マッカリー地区からカリヒ地区にかけて設置されている。罰金は初回が250ドル、2回目が300ドル、同一年内で3回目の違反となった場合は500ドルに引き上げられる。
スクール通りとカリヒ通りの交差点では、速度制限が25〜30マイル(約40〜48キロ)と比較的低く、4台のカメラが稼働していることから、最も多くの違反切符が発行される見込みだ。
当局によると、警告期間中は想定を上回る速度超過が確認され、システムや司法手続きが一時的に処理しきれないほどだったという。このため、運用開始後は特に悪質な違反者を中心に処理を行う方針に変更した。
ハワイ州運輸局のエド・スニッフェン局長は「司法機関など関係各所と連携し、円滑な運用体制を整えた。安全対策を着実に前進させたい」と話している。
州では今後、議会に対しシステム拡充のための法案を提出する予定。罰金による収益は、カメラの改良や交通安全対策の強化に再投資されるという。
取締り対象の交差点や速度制限の詳細は、ハワイ州運輸局(HDOT)の公式ウェブサイトで確認できる。
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