米調査会社ウォレットハブ(WalletHub)が発表した最新レポートによると、同州は30の指標をもとにした総合評価で65.50ポイントを獲得し、全50州のトップに立った。
調査では、感情的・身体的ウェルビーイング、職場環境、コミュニティと環境の3分野で各州を比較した。ハワイはウェルビーイング分野で2位、職場環境で16位、コミュニティと環境で13位となり、特に健康面で高い評価を得た。住民は全米で最も高い生活満足度を報告したほか、成人のうつ病率は全米で2番目に低く、85%の成人が「健康状態は良好」と回答した。また、約72%の住民が毎日活発で生産的に過ごしていると感じており、平均寿命は全米最長だった。
経済面でも好調で、ハワイの失業率は2.4%と全米でも最低水準を維持。年収7万5,000ドル以上の世帯の割合は全米2位で、経済的不安を抱える成人の割合も低い。調査担当のアナリスト、チップ・ルポ氏は「幸福度には情緒的サポートやワークライフバランスに加えて、住む場所の選択が大きな影響を与える」と述べ、ハワイが多方面で平均以上の生活環境を整えている点を指摘した。
一方で、ハワイは睡眠に関する項目で最下位となるなど弱点も見られる。しかし、住民同士の強いコミュニティ意識や ʻohana(家族)文化が精神的な支えとなり、幸福度を押し上げていると分析されている。
2025年には、「生活にとても満足している」と答えたアメリカ人は44%にとどまる中、ハワイは引き続き際立った幸福度を示した。調査では、同州の強固なコミュニティと質の高い生活環境が、持続的な幸せを支えるモデルケースとして評価されている。
こうした結果は、なぜ多くの人がハワイに住みたいと願うのかを改めて示しているのかもしれない。
ウォレットハブの詳細な調査結果は「こちら」で確認できる。
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