ハワイの大手交通・ツアー会社であるRoberts Hawaiiは2026年3月、アラモアナ地区のアラモアナホテル内に新エンターテインメント&イベント施設「Limelight Hawaii(ライムライト ハワイ)」をオープンする。改装および最新テクノロジー導入にかかった総投資額は1,500万ドルにのぼる。
新施設は、かつてハワイアンショーの会場として利用され、その後1970〜80年代にはナイトクラブ「ハワイアン・ハット」として営業していた円形スペースを全面改装したもの。2011年に地元の宗教団体が取得後、2019年12月にロバーツ・ハワイが320万ドルで購入した。
ロイ・E・プファンド社長兼CEOによると、物件取得と同時期に同社のエンターテインメント事業の将来像を見直し始めたという。ロバーツ・ハワイはツアー輸送やスクールバス、公共交通契約など交通事業で広く知られる一方、ルアウやマジックショーなどのエンターテインメント分野にも展開してきた。当初の構想では、Waikiki Beachcomber by Outriggerで約30年間開催された人気マジックショー「Masic of Plynesia」をこの場所へ移転する計画だったが、2020年のコロナ禍の影響で終了している。
パンデミックにより観光業が大きな打撃を受け、同社は一時、売上の約80%を失った。プファンド氏は、より強固な企業体制を築くためには事業の多角化が不可欠だと判断し、観光客向けではなく地元住民を主な対象とした新たな拠点づくりを決断したと説明する。「ハワイのエンターテインメント市場に欠けていたものを提供したい」と語っている。

「Limelight Hawaii」は約6,000平方フィートの屋内スペースを備え、レセプション形式で最大約700人、バンケット形式では約500人を収容可能。高さ17フィート、幅30フィートの大型LEDスクリーンをはじめ、音響エンジニアが監修するプロ仕様の音響・照明システムを常設。天井にはブラックの音響タイルを使用、分散型のスピーカーで前方から後方まで均一な音響バランスを実現している。ステージはモジュール式で、ファッションショー用のランウェイや音楽イベントによる広いステージなど、イベント内容に応じて拡張や縮小が可能。
最大で50名ほど収容できるガラス張りの個室ダイニングスペースもあり、室内のスクリーンは会場の大型LEDスクリーンと連動することができる。
運営を担うジェフ・マルセロ総支配人は、ホテル業界やイベントマネジメント分野での豊富な経験を持つ。「LEDスクリーンの設営に丸一日かかる従来の会場とは異なり、当施設では午後の会議の後、夜のイベントをスムーズに開催できる」と利便性を強調する。

飲食面では、ハワイの食材やテイストを取り入れたメニューと特製カクテルを提供するフルキッチンとフルバーを完備。企業イベント、コンサート、ウエディング、プライベートパーティーなど幅広い用途に対応し、予算や要望に応じた柔軟なプラン提案を行うとしている。
会場はアラモアナ・ホテルのコンドミニアム区画内に位置するため、ホテル駐車場は宿泊客優先となるが、イベント来場者向けには専用バレーパーキングを用意するほか、隣接する商業施設との追加駐車連携も進めている。
「Limelight Hawaii」のグランドオープンは3月10日ごろを予定している。
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