日本政府、6月1日からアメリカからの入国者・帰国者の到着時の検査や待機を不要に

日本政府が6月1日から実施する水際対策の緩和の詳細が発表された。

各国・地域をコロナウイルスの流入リスクが低い順に「青、黄、赤」の3グループに分けることが発表されていたが、アメリカはもっとも新型コロナウィルスを日本に流入させるリスクが低い「青グループ」となった。これにより、アメリカからの入国・帰国に関しては入国時の検査も自宅などでの待機も不要となる。

これまで日本は滞在国を出国する前の72時間以内の検査に加え、日本到着後も空港での検査を全員に課していたため、入国プロセスの待ち時間の長さが批判されていた。

青グループにはアメリカの他に全98カ国・地域が選ばれ、中国、韓国、オーストラリア、欧州の主要国などが含まれる。

リスクが中程度の「黄色グループ」には99カ国・地域、最もリスクの高い「赤グループ」には4カ国・地域となった。

また6月10日からの外国人の観光受け入れも段階的に再開し、まずは青グループの国・地域からの団体旅行に限定した受け入れとなることも発表された。添乗員が同行し、個人旅行は認めない。

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