ホノルルを拠点とする人気レストラン「Side Street Inn（サイド・ストリート・イン）」は、西オアフ・エヴァビーチに新店舗「Halia by Side Street Inn（ハリア・バイ・サイド・ストリート・イン）」を2025年夏に開業する予定であることを発表した。新店舗は、ホアカレイ・リゾート内のウォーターフロント複合施設「Wai Kai（ワイカイ）」に位置し、2023年の開業当初から営業していた「Kitchen Door」の跡地に入る。

1992年にアラモアナセンター近くのホパカ・ストリートで創業したサイド・ストリート・インは、地元住民のみならず飲食業界関係者からも支持を集めてきた。現在はホノルル市内に2店舗（ホパカ・ストリート、カパフル・アベニュー）を展開しており、今回の出店が初の郊外進出となる。

新店舗「Halia」は、既存店のボリューム感ある料理や温かい接客といった特徴を受け継ぎつつ、「リフレッシュされたダイニング体験」を掲げる新たなコンセプトのもと運営される予定。名称の「Halia」は、ハワイ語で「思い出」「追憶」などを意味し、地域とのつながりを重視するブランドの姿勢が反映されている。

共同オーナーのリサ・マイヤー氏は声明で、「このワイカイのロケーションは、家族や友人と集まり、サイド・ストリート・インならではの料理とおもてなしを、美しい景観とともに楽しんでもらうのに最適な場所」と述べた。

ワイカイは、エヴァビーチのホアカレイ・リゾート内に位置する、人工ラグーンやサーフ施設、飲食店、ショップなどを備えたレクリエーション複合施設で、地域の新たな観光・交流拠点として注目を集めている。

同施設の副社長兼ゼネラルマネージャーであるジェリー・プピロ氏は、「サイド・ストリート・インは、地域社会をつなぐという当施設の理念に非常に合致しており、今回の出店は自然な流れ」とコメントしている。

開業日やメニューの詳細は今後発表される予定。

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