ハワイアン航空とアラスカ航空、夏の機内ドリンクを刷新 ハワイの海を守るオリジナルワインも登場

ハワイアン航空とアラスカ航空、夏の機内ドリンクを刷新 ハワイの海を守るオリジナルワインも登場

更新日 2026.06.16

ハワイアン航空とアラスカ航空は、夏の旅行シーズンに向けて機内ドリンクサービスを刷新し、新たなワインやコーヒーを含む充実したラインアップの提供を開始した。両社は「どの座席の利用者にもより質の高い機内体験を提供すること」を目指し、エコノミークラスから国際線ビジネスクラスまで幅広いサービス強化を進めている。

注目の一つが、ハワイアン航空が新たに導入した機内限定ワインブランド「Tide & Vine(タイド&バイン)」だ。赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインの3種類が用意され、現在メインキャビン(エコノミークラス)で提供されている。

このワインプログラムの特徴は、売上の一部が環境保全活動に活用されること。寄付先となるのは、オアフ島東部のマウナルア湾の保護・再生に取り組む非営利団体「Mālama Maunalua(マラマ・マウナルア)」で、ハワイアン航空は同団体との協力を通じて海洋環境保護への取り組みを強化している。

世界海洋デーに合わせて行われた活動では、ハワイアン航空とTide & Vineの関係者ら約25人がマウナルア湾で外来海藻の除去作業に参加し、260ポンド以上の外来種を回収した。マラマ・マウナルアによると、同団体は過去17年間で約400万ポンドの外来海藻を湾内から除去しているという。

一方、アラスカ航空では、ポートランド発の人気コーヒーブランド「Stumptown Coffee」との提携を拡大し、新たに「Stumptown Copilot Cold Brew(スタンプタウン・コパイロット・コールドブリュー)」の提供を開始した。厳選されたコーヒー豆と水のみを使用したコールドブリューで、なめらかな口当たりとチョコレートのような余韻が特徴。アラスカ航空のファーストクラスおよびプレミアムクラスでは無料で提供され、メインキャビンでは購入が可能となる。

アラスカ航空が導入した「スタンプタウン・コパイロット・コールドブリュー」

また、両航空会社は国際線利用者向けのサービス強化として、新たなビジネスクラス向けワインプログラムも導入。長距離国際線では、フランスのシャンパン「Louis Roederer Collection Champagne」をはじめ、「Stag’s Leap Wine Cellars Armillary Cabernet Sauvignon」、「Paul Hobbs Russian River Chardonnay」など、世界的に評価の高いワインが提供される。

アラスカ航空の商品・顧客体験担当マネージングディレクターのマーク・クロリック氏は、「品質や職人技、そして新しい発見を求める現代の旅行者の期待に応えるドリンクプログラムを用意した。西海岸やハワイにゆかりのあるブランドを紹介しながら、機内での食事体験をさらに向上させたい」とコメントしている。

ハワイアン航空とアラスカ航空は、機内食やドリンクを含めたサービス全体の強化を進めており、この夏は移動時間そのものを楽しめる機内体験の充実に力を入れている。特にハワイアン航空の新ワインプログラムは、ハワイの自然保護活動を支援しながらハワイらしさを味わえる取り組みとして注目を集めそうだ。

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