オアフ島で、食品ロスの削減と地元飲食店の売り上げ向上を目指す新アプリ「Save a Bite」の利用が広がっている。利用者は、営業終了後に余った食品を詰め合わせた「サプライズボックス」を通常より安い価格で購入でき、飲食店は食品廃棄を減らしながら売り上げにつなげられる仕組みだ。
アプリは2026年6月にサービスを開始し、これまでに6,000人以上がダウンロード。23店舗が参加し、700件以上の注文が入るなど、着実に利用者を増やしている。
参加店舗では、アプリをきっかけにこれまで来店したことのない若い世代や新規顧客が店を訪れるようになり、認知度向上にもつながっているという。また、利用者にとっては、普段注文しないような料理を手頃な価格で楽しめることも魅力の一つとなっている。
アプリを開発した運営会社によると、サービス開始のきっかけは、飲食・宿泊業界で働く中で目にした大量の食品廃棄だった。食品ロスを減らすだけでなく、売れ残りを収益化することで、地元飲食店の経営支援にもつなげたい考えだ。
参加するベーカリーなどからは、売れ残った商品を廃棄せずに販売できることで、食材や人件費などの損失を抑えられるほか、翌日の仕込みに向けた保管スペースの確保にも役立っているとの声が上がっている。
食品ロスの削減と地元ビジネスの支援を同時に実現する新たな取り組みとして、「Save a Bite」はオアフ島で着実に利用を広げている。
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