チャイナタウン・カルチュラル・プラザ再開発へ 2027年3月末までにテナント退去を予定

チャイナタウン・カルチュラル・プラザ再開発へ 2027年3月末までにテナント退去を予定

更新日 2026.09.24

チャイナタウン・カルチュラル・プラザを所有する台湾政府が、同施設の全面的な再開発を進める方針であることが、ホノルル市の9月23日付の発表で明らかになった。テナントには契約終了まで少なくとも6カ月の猶予を設けた通知が送られており、2027年3月31日までの退去が求められている。

チャイナタウンの街並み

管理会社のLongevity International Enterprises Corporationによると、今後は環境影響評価や考古学的調査などを経て、既存建物の解体と、開発事業者からの再開発提案の募集を進める方針だ。

ベレタニア通り沿いに位置する同プラザは、1974年に6つの中国系コミュニティ団体の協力によって誕生した。中国文化や伝統を伝える交流の場として、半世紀以上にわたり地域の文化・商業活動を支えてきた。台湾政府は1979年に同物件を取得した。

施設内には、飲茶や中華料理を提供する「Legend Seafood Restaurant(レジェンド・シーフード・レストラン)」などの飲食店が入居している。

ホノルル市はチャイナタウンの再生を重点施策とし、治安や衛生、インフラ、公共空間の改善に取り組んでいる。同プラザについても、所有者側に施設の改善を働きかけてきた。

リック・ブランジアーディ市長は、再開発方針を長年の働きかけによる前進と位置づけ、地域の歴史や文化、伝統を引き継ぎながら、地区全体の活性化につながることへの期待を示した。市は今後、計画審査や許認可など、行政として必要な手続きを担う。

今回の市の発表では、再開発後の施設の用途や規模、入居店舗、完成時期は示されていない。


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