専門家に聞きました:米国では低金利が続いているようですが 今は住宅ローンを組むチャンスでしょうか?

専門家に聞きました:米国では低金利が続いているようですが 今は住宅ローンを組むチャンスでしょうか?

更新日 2021.03.19

目次

ハワイ生活にまつわる疑問、解決します。
今回は、ファーストハワイアン銀行ローンオフィサーチームに、米国において住宅ローンの低金利が続く中、ローンについて様々な質問にご回答いただきました。
【ご回答いただいた専門家】
ファーストハワイアン銀行ローンオフィサーチームの皆さま

Q:米国では低金利が続いているようですが 今は住宅ローンを組むチャンスでしょうか?

A:新規申し込み、借り換え共にローンに関する問い合わせは増えています

Q : 今、ハワイの住宅ローンの金利が下がっていると聞きました。

A : はい。昨年後半からは長期の固定金利も2%台となり、私どもがこれま で経験した中でも最低の水準が続いて います。その影響でローンに関するお 問い合わせも増えており、とくにローン借り換えに関しては、2020年は 前年比で約3倍のお申し込みをいただきました。また、戸建て住宅の売れ行きが好調のため、住宅を購入し新規でローンを申し込む地元のお客様も増えています。

Q : 借り換えすべきかどうか 、判断する基準はありますか?

A : 一概に言うのは難しいですが、金利が借り換え前より1%以上下がる かどうかを目安にされると良いと思います。また、ローンの残存期間が長いほうが効果は高いです。

Q : コロナ禍の不景気で収入を失い、ローンを払えなくなる人も多いのでは?

A : 当行ではそうした方のために、数ヶ月ローンの支払いを猶予するサービスを実施しています。ただ新規ロー ンや借り換え申請時には、手続き完了の直前まで雇用確認があり、個人事業主の場合も同様です。失業保険などは 収入とはみなされませんので、ご注意 ください。
 

Q : 低金利の恩恵は、日本に住んでいる人にとっても同じでしょうか。

A : はい 。金利自体は異なりますが 、米国非居住者に適用されるローン金利も同じく低くなる傾向がありますから 、日本にお住まいでハワイの物件 購入にローンを組んだお客様もぜひご相談ください。非居住者のお客様もローン借り換えができます。
 

Q : ローンには色々な種類があるそうですね。

A : はい。たとえば借り換えの場合には、金利を下げるためのリファイナン ス以外にも「キャッシュアウトリファイナンス」と言って、実際のローン残高よりも高い金額でローンを組み、その分のキャッシュを引き出す方法もあります。ご自宅のリフォームや教育資金などまとまった金額を必要としており固定金利で返済したい方に人気です。

また、ご自宅を初めて購入される方向けの「ファーストステップホームローン」、土地を購入される際に利用できる「ランドローン」などさまざまなローンがあります。とくにファーストステップホームローンは、購入額の10%の頭金でローンを組むことができるので、初期費用を抑えたい方におすすめ。通常20%以下の頭金の場合に必要となる住宅ローン保険への加入も不要です。

他にも「ホームエクイティローン」と言って、物件の評価額から住宅ローンの借り入れ残高を差し引いた残りの部分(エクイティ)を引き出せるローンもあります。こちらは最初の数年間は固定金利、その後変動金利となりますので、比較的短期間での返済を考えている方へおすすめです。多くの選択肢の中からお客様に合った最適なローンを提案させていただくのもローンオフィサーの仕事。ぜひお気軽にご相談してほしいと思います。

Q : ファーストハワイアン銀行の強みはどこでしょうか 。

A : 私たちローンオフィサーをはじめ、支店に日本語を話せる行員が多い るのも強みだと思います。ローン申請の際に必要な書類のスキャンなど も 、各支店お手伝いできますし、日本語の書類を英語へ翻訳するお手伝いも追加料金なしで対応しております。 また新しくスタートしたFHBデシタルのポータルサイトでは、オンラインで簡単にローン申請が可能で、非対面でほぼ全てのローン手続きを済ませることができるようになりました。
 

Q : 気軽にローンの手続きを始められそうですね。

A : Eメールも日本語で大丈夫ですし、お電話でも構いません。いつでもお気軽にお問い合わせください。

※この記事は2021年1月末日時点の情報を基にしています。最新の情報に ついてはご自身で銀行までご確認いただきますようお願い申し上げます。

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