ハワイ州が10月15日から州としてスタートする予定の事前テストプログラム（事前に新型コロナウィルスのPCR検査を受けて陰性だった人は14日間の自己隔離義務を免除）。ハワイ州内の各島が、この事前テストプログラムに参加するかどうかの判断は、実施2日前の今日段階でもまだ流動的だ。

ハワイ島は、ハワイ州到着72時間前のテストに加え、ハワイ島到着後、2度目のテスト実施を希望していたが、それをイゲ知事に拒否されたため、事前テストプログラムへの参加をせず、今までのように14日の自己隔離義務を渡航者に課すことを決定していた。が、イゲ知事が一転し、10月9日にハワイ島でのテストを認可した。

これにより、マウイ島のビクトリーノ市長とカウアイ島のカワカミ市長もそれぞれ、2度目のテスト実施を希望する最新の提案書をイゲ知事に提出し、その判断待ちとなっている。
 

一方で、オアフ島のコールドウェル市長は、1度のテストで十分であり、2度目のテストをオアフ島として実施するキャパシティはないとしている。

実施まであと２日間、最終調整が続く。