ハワイ州の事前テストプログラム、到着時の陰性証明持参が必須に

ハワイ州の事前テストプログラム、到着時の陰性証明持参が必須に

更新日 2020.11.23

ハワイ州は、州外からハワイへの渡航者に向けた事前テストプログラム運用ルールを厳格化した。11月24日から、14日間の自己隔離を免除されるためには到着時の陰性結果提示を必須とするルールの変更を発表した。

現在、94%の渡航者が事前テストの陰性結果を持参してハワイに到着し、14日間の自己隔離免除となっているが、のこり6%の人は事前テストの結果待ち、または未受診だった。
10月15日から実施された事前テストプログラムの当初のルールでは、到着時に検査結果が出ていない人は、検査結果が出るまで自己隔離、検査結果が出て陰性だった場合には隔離解除、という運用だった。
しかし、検査結果を受け取った後に、それをハワイ州が確認して、隔離義務解除の承認する作業に3-4日かかり一時は数千人の人が、隔離解除待ちとなるなど、同プログラム運営上の障害となっていた。
また、渡航者のうち、二度目のランダム検査を受けた人のうち、約700人に1人の割合で陽性が検出されており、「州としてはコントロール可能な範囲」としながらも、水際での更に厳しい運用の導入を決定した。

また、事前テストプログラムの対象国を、日本以外にも、カナダ、韓国、台湾に広げる。

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