ハワイ州のイゲ知事は、CDC(アメリカ疾病予防センター)の推奨に則って、ハワイ州に事前テスト未受診で到着する人の自己隔離期間を、現在の14日間から10日間へ短縮する意向を発表した。
新しい隔離期間は、次の緊急宣言に反映される予定だが、システム変更に日数を要するため、少なくとも開始までに1週間はかかる予定。
11月24日より、ハワイ州は事前テストプログラムの運用を厳格化しており、事前テストの陰性検査結果を出発前までに受け取れなかった人は、14日間の自己隔離を免除できないというルールを追加した。
これにより、大量の予約キャンセルが発生したという。
ハワイ州のグリーン副知事は、事前テストの受診の時間枠を、現在のハワイ到着前72時間から、96時間へと緩和するべきだという考えを表明、またオアフ島のコールドウェル市長は、到着時にテストを受診し陰性ならば隔離免除するというバックアップ案を取り入れるべき、と発言している。
現在の事前テストプログラムのあり方から、さらに柔軟かつ複数のテスト受診手段を用意がされない限り、観光業の復活スピードは上がらない。