"ハワイに住む"を叶えた人々にインタビューするこのシリーズ。今回は、ハワイで始める第二のゴルフ人生をエンジョイする、生駒 佳与子さんにお話をお伺いしました。
埼玉県熊谷市出身。熊谷市立女子高等学校卒業。(社)日本女子プロゴルフ協会35期生。1985年の「北海道女子オープンゴルフトーナメント」優勝を皮切りに、1986年には「第19回日本女子プロゴルフ選手権大会」で優勝を果たす。
ハワイで始める第二のゴルフ人生はゴルフアカデミーの校長!
自分らしい暮らしのできるハワイで次世代に活躍するジュニアを育てるのが夢
初めてハワイを訪れたのは、20代になってすぐ。モロカイ島で青木功さんと一緒にゴルフ番組の収録をしたのが、今では懐かしい思い出です。1986年に日本女子プロゴルフ選手権大会で優勝し、その後すぐに資生堂の「インターセプト」という日焼け止めのコマーシャルに出演しました。撮影はハワイを舞台にエキストラを100人ぐらい雇って、ギャラリー風に仕立てるという大規模なものでした。そのハワイに現在、住んでいるというのは何か不思議な感じがします。
ここ数年は、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の仕事で多忙でしたが、任期満了後、かねてから声をかけていただいていた、ハワイのゴルフスクールの校長に就任。本腰を入れてスクール運営に取り組むことにしました。
2013年7月28日「ホノルル・ゴルフ・アカデミー」をオープンして、LPGA所属の女子プロゴルファーも在籍するハイクオリティなゴルフスクールとして、現在生徒を募集しています。
今は日本とハワイを行ったり来たりの生活です。今までハワイは「遠い所」と感じていたのですが、最近はこの距離を「遠い」と感じなくなりました。前はハワイに着いてすぐに、ホテルにチェックインできず、ロビーで時間を潰しながらうたた寝していましたが、今は自宅があるので、到着後すぐに食料の買出しに出かけて、自分らしい普通の生活をスムーズにスタートできるようになり、楽になりました。
ゴルフをする場所として、ハワイは最高です。カートの乗り入れも可能で、みなさんプレーも速い。準備ができた人からどんどん打つし、キャディさんがいないので、私も人に頼ることなく、自分でヤード数を計算して、距離感を学んでいます。自分のことは自分でする。上手になるためのゴルフができるのがハワイだと思います。
将来は、1週間の短期から長期まで、ゴルフと英語の両方が学べるようなスタイルでジュニアを育成していきたいです。日本流のゴルフに最新のゴルフ技術、道具、指導法をどんどん取り入れながら、最高のゴルフ環境が整うハワイで、世界に活躍する人材を育てることができたらと願っています。
生駒 佳与子さんに、お気に入りのハワイのお店をご紹介していただきました。
【アロハ・キッチン】
"フワフワ・スフレパンケーキで有名なお店。フルーツたっぷりで美味しいんです”
432 Ena Rd., Honolulu
☎(808)943-6105
営業時間 8:00~13:00、18:00~22:00
休み 年中無休