ハワイでオーガニック・無農薬・栄養価の高い野菜を作っている「MA FARM」さん。とても味が濃く美味しいお野菜になる秘訣は何なのか、ファームに見学に行かせて頂き、オーナーのキャンベルご夫妻にこだわりを伺ってきました！

最近よく目にする「オーガニック」という言葉ですが、何となく身体に良さそう、という理由で選んでいる方も多いのではないでしょうか？
 

オーガニックの定義をおさらいしましょう。国によって基準は異なるため、下記の通りではありませんが日本の基準は下記になります。
 

（日本オーガニック＆ナチュラルフーズ協会HPより　http://www.jona-japan.org/about/）

MA FARMの野菜は、化学肥料と農薬は一切使わず、有機肥料と食器用洗剤を用いた液を農薬代わりに散布し育てられています。まさにオーガニックなお野菜です。
 

ファームはハワイカイにあります。

早速ファームに入らせて頂きました！
 

9つのハウスがあり、主にハワイアンレインボーサラダミックス・アレグラ（ルッコラ）・きゅうり・オクラ・トマトなどが栽培されています。
（※ハワイレインボーサラダミックス：Green oakleaf, red oakleaf, green romaine, red romaine, Lollo Rossa, Red leaf and bibb lettuce）
 

はつみさん：

このファームは昨年、以前のオーナーさんより引き継いだのですが、10年ほど放置されていたようで、全く手入れがされておらず、正直ひどい状態でした（笑）
そこから雑草を処理し整備して、1番重要な土づくりに取り掛かりました。有機肥料を混ぜて1か月ほど要し、ミネラルたっぷりの良い土壌が出来上がりました。

最近は土を使わずに水で野菜を栽培するため虫もつきづらい水耕栽培が流行っていますが、うちのファームは土で栽培しているので、手間はかかりますが、栄養価が高く味が濃い野菜に育っています。
 

肝心な有機肥料はこのような大きな装置で作られていました。
 

肥料はお魚とお肉の骨など、さらに日本でも注目されているEM1を混ぜ、空気を入れて発酵させ、水と混ぜて最低でも1週間に1度与えています。
 

（EM１：成分に含まれる微生物が有機物を発酵分解させる働きがあり、その微生物が作り出した代謝物などが、土壌の生物相の改善を行い、植物の生育成長を促す。また土壌改良、水質浄化にも役立ち、畜産業における衛生管理、悪臭抑制にもなる）
 

この良質な有機肥料を与えられて育ったお野菜。

全て種から植えられ、苗まで育ててから1つ1つ植え替えています。

ここでブルースさんに、ファームの名前である「MA FARM」の由来について伺ってみました。

ブルースさん：

このファームの名前の由来はMakana-マカナ（贈り物）とAina-アイナ（自然・大地）＝「大地からの贈り物」という意味で、その頭文字を取って「MA FARM｣としました。

また私の母が毎日サラダを食卓に出してくれていて、私はそのサラダで育ち、今野菜を栽培しているので”母へ”という意味も込められています。
 

実際収穫したお野菜を頂いてみると、まさに大地の贈り物のような、味が濃く、食感も良いお野菜でやみつきになります。
 

収穫されたお野菜は全て手作業で洗って、乾かされており、ファームにある直売所でそのお野菜を全て5ドルで購入することができます。
 

ハワイカイはちょっと遠いな、、、という方にも朗報！
カカアコとカイルアのファーマーズマーケットにも出店されているので、そちらでも購入することが可能です。

カカアコが土曜日、カイルアは日曜日、どちらも8:00－12:00で開催されていますが、売切れ続出なので気になる方は早めにチェックしてみてください！

また現在カイムキのCOCO BLOOM KITCHENでは、MA FARMでとれた新鮮なお野菜を使った料理を食べることができます。
 

はつみさん：

イタチが入ってきたり、鳥に食べられてしまったり、ハワイは暑すぎるためハウスにシェイドを設置したり大変な事ばかりですが、ハワイの皆さまに美味しく身体に良いお野菜をお届けしたいという想いで日々奮闘しています。

ご紹介した野菜以外にも果物やパセリやハーブなども栽培していますので、今後少しずつ提供できればと思っております。

是非1度ハワイ産オーガニックのお野菜を召し上がっていただきたいです！

MA FARMではお野菜のサブスクリプションサービスも考案中とのことで目が離せませんね。随時インスタをチェックしてみてください！
 

実はこのファームを運営しているのは不動産エージェントのはつみキャンベルさんです。
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