ハワイステートID発行、取得について

ハワイステートIDを取得する

更新日　2018.09.30

旅行やロングステイ（長期滞在）ではなく、有効な滞在査証（ビザ）でハワイ州を含むアメリカに居住する場合、アメリカ国内・州内で発行された身分証明書（ID）が必要な場面が多くあります。
運転免許証を取得しない場合は、ハワイステートIDを取得しましょう。

ハワイステートIDの有効期限や申請費用

ハワイステートIDの有効期間は通常8年間で、2020年現在の申請費用は40ドル。滞在査証の関係で合法的な滞在期間が限定されている場合は、期間の長さにより1〜7年間有効のIDが発行され、この場合の申請費用は1年ごとに5ドルです。
ハワイステートIDは、空港の警備チェックポイントや小切手使用の際、アルコール・タバコ購入の際に身分証明となるのはもちろん、ハワイ州内の観光地やレストラン、売店、遊戯場などでは州発行のIDを見せることで、住民のみに与えられる「カマアイナ（Kama`aina）割引」が受けられることもあります。

ハワイ州政府　ハワイステートID

ハワイステートIDの発行場所

ハワイステートIDは、ホノルル市郡政府のカスタマーサービス局（Department of Customer Services）に属する、DMV（Division of Motor Vehicles and Licensing、自動車両・免許発行課）で発行されます。
オアフ島内には、ホノルル、カネオヘ、ワヒアワ、カポレイ、ワイアナエの5か所にDMVがあり、最寄りのオフィスでIDの発行を申請できます。
ホノルル市内に居住する場合、ハワイステートIDはカパラマ・ドライバーライセンシングセンターで申請します。カパラマ・ドライバーライセンシングセンターは、2016年に新住所に移転し、システムが全てデジタル化され、待ち時間も最小限で済むようになりました。

ハワイステートID発行に必要なもの

ハワイステートIDを申請できる最低年齢は10歳で、申請時に14歳以下の場合は親、または法的保護者（証明要）が付き添い、代理で書類を作成することが必要となります。

ID発行のためには申請書類のほか、法的な名前、誕生日、ソーシャル・セキュリティー・ナンバー（SSN）の証明や、ハワイ州内に居住している証拠となる現住所を明記した書類2種（P.O.Boxは不可）が必要です。この書類は銀行が発行する口座のステートメントや光熱費等の請求書などでも大丈夫です。全ての書類は原本または公証人による認証コピーでなければなりません。
米国籍を持たない日本人の場合、米国における滞在ステータスを示す有効な滞在査証（ビザ）や、グリーンカード等の提出も必要となります。
グリーンカードの場合は、法的な名前と誕生日、ハワイ州発行の運転免許証には住所（現住所に限る）も明記してあるため、この2つとSSNの証明があれば事足ります。
SSNの証明には、SSNカードそのものや、税金申告用に発行されるW-2、もしくは1099R、メディケアIDカード、会社から発行されたSSNが明記されているペイスタブ（給与明細）等が使用可能です。
また米国の滞在査証（ビザ）と、法的な名前が明記してある日本のパスポート（どちらも有効なものに限る）や、結婚などで名前が変わった場合はハワイ州発行の婚姻証明書（Certificate of Marriage）が名前の証明に使用できます。

申請時には紙製の仮IDがもらえます。カードは申請してから6〜8週間後に郵送されます。

ホノルル市郡政府内の DMV（Division of Motor Vehicles and Licensing）

【ホノルル】
Kapalama Driver Licensing Center
住所：Kapalama Hale, 925 Dillingham Blvd., Honolulu, HI 96817
電話：(808)768-9100
【カポレイ】
Kapolei Driver Licensing Center
住所：1000 Uluohia St., #101, Honolulu, HI 96707
電話：(808)768-3100
【コオラウ（カネオヘ）】
Koolau Driver Licensing Center
住所：47-388 Hui Iwa St., Ste 19, Kaneohe, HI 96744
電話： (808)239-6301
【ワヒアワ】
Wahiawa Driver Licensing Center
住所：330 North Cane St., DLC, Wahiawa, HI 96786
電話： (808)768-4054
【ワイアナエ】