Q:ハワイ在住者の自動車保険。確認すべきことは?
A:契約更新の条件、名義、保険料など確認事項は多岐に渡ります。
英語に自信がない方は、日本語でサポートできるエージェントの存在が大切に。
アメリカの居住資格(ビザやグリーンカード)を持つ人が自動車保険に入る場合は、最初の6か月間は日本の国際免許でも保険契約ができます。ただし6か月以内にハワイの免許証を取らなければ契約更新できない保険会社がほとんどなので注意してください。
保険の名義については個人でも法人でも入れます。ビジネス関連の保険と合わせて法人名義で契約する日本人ビジネスオーナーも増えていますが、法人の場合は対人対物の補償額が個人名義より高いと言われています。
自動車保険を選ぶ際、お客様がもっとも気にするのはやはり保険料です。オンラインや電話一本で低料金の保険を提供する全米大手の「GEICO」や「ステートファーム」「AIG」などが人気ですが、これらの会社には日本語の通じるエージェントがおらず、契約時はもちろん事故が起きたときも英語でオペレーターと細かいやり取りをしなくてはなりません。保険料は安くとも日本人には言葉のハードルが高いため、英語が堪能でない方には不向き。
一方、保険料が高くても、日本語でサービス・対応してくれるエージェントに依頼したほうがいいお客様もいるでしょう。こちらは非居住者でも加入できますので、まずは日本語でお気軽にご相談ください。
【ご回答いただいた専門家】
サンタクララ大学卒業(会計学)。在学中に上智大学に留学。日本語堪能。会計事務所勤務後、5年間福岡で就労。日系5世。
ビジネス・インシュランス・サービセス・INC.
住所:615 Piikoi St. Suite1901
電話:808-592-4022(日本語OK)
Eメール:sisono@bisihi.com
※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.35(2018/10/15発行)の記事を元に作成しています。