長引く円安や円資産の価値が目減りする中で、日本から世界に目を向け、居住地やビジネスを展開する場所を選ぶ、そんな富裕層が増えている。ドバイ、マレーシア、ポルトガルなど移住国が話題になる中で、変わらぬ人気を誇るのがアメリカ、そしてハワイだ。

そういった富裕層を取り巻くビザ事情を、新書「日本のシン富裕層　なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか」にて詳らかにしたのが、ビザコンサルティングの「アエルワールド社」の代表の大森健史氏だ。2万人を超えるご自身のコンサルティングを手掛けた、移住とビザのプロである。

旧来型の富裕層とは異なる志向やビジネスモデルで、投資や節税、相続、海外移住などをキーワードに、活発にグローバルに動く富裕層の実態をレポートした。

大森さんは2024年9月21日に東京日比谷で開催される「ハワイに住む」主催の「ハワイ不動産・移住・ビジネス進出セミナー」にも登壇予定となっている。

この「シン富裕層」は人気YouTuberの中田敦彦さんのチャネルでも取り上げられ、前後編で170万再生近くのビューを得るなど、海外移住への注目は高い。

大森さんによると、2000年代以降、日本の富裕層の傾向は大きく変化し、旧来型の富裕層から「シン富裕層」が増えているのだという。

旧来型の富裕層が、代々お金持ちの家に生まれ、上の世代からの土地や資産を相続した人であるのに対し、「シン富裕層」とは一代で、しかもその多くが数年のうちに富を築いた人々。元々は「普通の人たち」が多いそうだ。

普通の人がシン富裕層になった経緯は、ビジネスオーナーとして事業を成功させ売却するといった王道のやり方から始まり、高給のサラリーマンや専門職の方が収入を元に投資家へというタイプ（金融資産、暗号資産、不動産、ビジネスなど）、またオンラインサロンやYouTuberなどの情報ビジネスで財を築くタイプなどがあるという。

そういったシン富裕層の人たちは、さまざまな理由で海外移住を目指すそうだが、その理由は大きく分けて「海外で子供を教育したい」「定年退職後、またFIREして悠々自適に海外で暮らしたい」「日本の税金が高いから」といったところに集約されるという。

アメリカはその中でもやはり、人気の移住先として根強く、「最終的に住みたい国」としての名前が上がる。特にアメリカに投資することで取得できる投資家ビザ、例えばEB-5（アメリカの事業に80万ドル以上の投資を行うことでグリーンカードが取得可能）や、E2ビザ（アメリカで投資を伴う起業・M&Aで取得できる）がシン富裕層からの引き合いが多いビザとなっているという。


アメリカのビザ取得のルールや必要とされる投資額などは頻繁に変わるため、最新情報を抑えたプロフェッショナルに話を聞き、相談するのがベストである。

今回の9月21日のセミナーでは大森さんがセミナー講師として登壇し、アメリカ・ハワイ移住実現のためのEB-5、E2ビザの情報をお伝えする。

15:55-16:40
【ビザコンサル、E2ビザ・EB-5ビザ】アエルワールド 代表 大森健史
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あなたに合ったハワイ移住に必要なビザは？！ ビジネスをしながら5年ほど滞在するEビザと、80万ドルの投資でグリーンカードを取得するEB5プログラムの最新情報をアップデート。


 

他にもアメリカの弁護士、日米の会計士・税理士、不動産エージェントなどハワイ移住に必要とされるプロフェッショナルが一同に集まる貴重な一日セミナーとなっている。 

大森さんの著書「シン富裕層」の中で印象的だったのが、シン富裕層の方は、旧来の富裕層に比べて、気軽に海外移住を捉えているという。

かつての海外移住といえば、船に乗ってテープを持って「永遠の別れ」みたいなイメージがあったと思いますが、今はもっともっと軽い感じになっていて、「仕事がちょっと落ち着いたから子供と二人で数年行ってきます」「今はテレワークで大丈夫なので、とりあえず2年間ハワイに行きたいんですよね」などとあくまで自己実現の選択の一つで、重い決断ではないという方がほとんどなのです。ここまで「海外移住」という言葉を使ってきましたが正確には「海外活用」「海外引っ越し」という言葉の方が現状にあった言葉だと感じています。
 

一生アメリカでなくても、数年間だけハワイに住んでみようかといった気軽なスタンスの方も、ぜひこのセミナーで、”フットワーク軽く住むハワイ”をどうやって実現するのか？プロのお話を直接聞いてみていただきたい。
 

セミナーの詳細、タイムテーブルなどはこちらの記事から！　

セミナー参加特典やハワイからのお土産セット、また会場であたる豪華な商品などはこちらの記事から！