最近アメリカでも日本でも急速に人気を集めている「ピックルボール」。
テニスや卓球、バドミントンの要素を組み合わせたニュースポーツで、年齢を問わず楽しめることから、ハワイでも愛好者が増えています。そんなピックルボールを、ホノルル市内では無料で楽しめる公共コートが多数あります。今回は、ホノルル市営ピックルボールコートについて詳しくご紹介します。
ホノルル市営ピックルボールコートの概要と利用ルール
概要
ホノルル市内では94か所の公園に188面以上のピックルボールコートがあり、無料で利用可能です。人気の高まりに合わせて、テスコートにピックルボールのラインを追加して兼用コートへと変更する動きも出ていて、その数は増えています。市立公園体育館での屋内ピックルボールコートも増加中とのこと。
ピックルボールコート一覧はこちらから>
ホノルル市営ピックルボールコート公式サイト
利用ルール
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料金:無料
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利用方法:予約は不要。空いていればすぐに利用可能。ほかの利用者がいる場合は順番待ちをします。
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プレイ時間:1回あたりのプレイは45分まで。
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連続利用:次に待っている人がいれば、連続使用は不可。
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単独利用:他の複数人が待っている場合、一人での使用は不可。
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禁止事項:テニスと同様、コートに傷をつける行為(自転車、スケートボードなど)や、硬いソールの靴、ハイヒールなどは禁止。
テニスコートとピックルボールコートの使い分けについて
ホノルル市営のコートには以下の3つのパターンがあります:
① ピックルボール専用コート
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ピックルボール専用ネットやラインが常設。
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テニスには使用不可。
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ピックルボールのプレイに最も適した環境。
② 兼用コート
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テニスコートやバレーボールコートと兼用コート。ピックルボール用ラインも引かれている。
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テニスネットを使用してピックルボールをプレイする。
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利用者間で譲り合いが必要(同時利用不可)。
③ テニス専用コート
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ピックルボール用ラインなし。
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原則、ピックルボールのプレイは禁止。
ピックルボール専用コート一覧(2024年時点)
テニスネットの高さがピックルボールにはやや高いため、ピックルボールファンならやはり、ピックボール専用コートでプレイしたいもの。また、テニスとピックルボールの兼用コートでは上に複数のラインが存在するため、プレイ中に見づらいという問題もあります。
ピックルボール専用コートは数がまだ少ないですが、カカアコのMother Waldron Neighborhood Park に2面など、数箇所あります。
こちらの市営のピックルボールコート一覧の「Type of Court lined」で
「Dedicated」となっているのがピックルボール専用コートのあるパークです。
ワイキキからアクセスしやすいおすすめの ホノルル市営ピックルボールコート8選
ダイヤモンドヘッド・テニスセンター(3908 Paki Ave)
ピックルボール専用コート5面。朝7:00~夜8:00まで利用可能。ワイキキからアクセスしやすい。
カピオラニ・パーク(3840 Paki Ave)
テニスと兼用の4面コートあり。ワイキキから徒歩圏内で行けるため人気のコート。
マザーウォルドロンパーク(537 Coral St, Honolulu, HI 96813)
カカアコのソルト付近にあり、ピックルボール専用コート2面あり。
アラモアナ・リージョナル・パーク(1201 Ala Moana Blvd)
テニスやバレーとの兼用タイプのコートあり。観光ついでに立ち寄れる便利な立地で、パーキングも多いため人気。
マキキ・ディストリクト・パーク(1527 Keeaumoku St)
専用コート2面あり。地元住民に人気。夜間照明あり。
カハラ・コミュニティ・パーク(4495 Pahoa Ave)
静かな住宅地にある兼用コート。落ち着いた雰囲気で人気。カイムキ・コミュニティ・パーク(3521 Waialae Ave)
住宅地にある隠れた穴場。兼用コート。ケエヒ・ラグーン・ビーチパーク(465 Lagoon Dr)
空港のそばと少し都心からは離れるが、12面もピックルボール専用コートあり。夜間照明完備で、涼しい時間帯のプレイにも向いている。
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老若男女問わず、体力に差があっても楽しめるのが魅力と言われるピックルボール。地元の人と一緒にプレイしませんか?と声をかけやすいスポーツです。気さくな人の多いハワイ、ピックルボールのセットはウォルマートなどのスーパーでも変えるのでぜひ試してみてください。