ホノルル高速輸送公社(HART)の最高経営責任者、アンドリュー・ロビンス氏が、記者会見で、最初の10マイルの工事完成が予定よりも早まり、運行が10月20日より開始できる見通しであることを発表した。20マイルの路線のうち、東カポレイから、アロハスタジアムまでの約10マイルが、運行開始見込み区画となる。また鉄道の運行業務そのものは、HARTでなく市の運輸サービス局が行うため、最終的に予定通りいくかどうかについては保証はないが、HARTが担当している設計・工事・テストの各フェイズについては完了させることを確約した。
鉄道計画は当初予定よりも6年遅れている上に、2012年に52億ドルと見込まれていた予算も92億ドルへと膨らんでいる。
現在の見通しでは、全20マイルの運行は2025年までに開始される見通しとのこと。