2月19日に行われたメディアカンファレンスで、デイヴィッド・イゲハワイ州知事は、日本からハワイへの旅行者に対するプリクリアランス導入を後押しすると、コメントした。
プリクリアランスとは、アメリカへの入国審査をアメリカ到着後でなく、出発国内で済ませてから飛行機に搭乗し、アメリカ到着後は国内旅行のようにそのまま空港外に出られるという仕組み。
すでにカナダの8空港を最多に、アイルランド、UAEなど6か国15空港で導入済み。日本では2015年より成田空港がその導入検討の対象空港となっており、2016年からは関西空港もそこに加わっている。
もしも成田空港や関西空港からのプリクリアランスが実現すれば、現在最長90分ほどかかっているハワイ到着後の入国審査の待ち時間が短縮され、利便性が大きく上がり、日本ーハワイ間の絆を深めることになるとして、前向きに実現に向けて取り組みたいとコメント。
導入する空港側でのプリクリアランス施設の導入・改修が必要になったり、チェックイン時間を早くする必要がある。