ハワイ州議会は、過去数週間に渡ってホワイトハウスに確認を求めていた「ハワイ州外からの渡航者予定に対して、搭乗前の新型コロナウィルス(COVID-19)検査を要請すること」に対して、5月20日に連邦航空局や連邦運輸省にもそれを禁止する規定を持たない、ということが確認できたと発表。
ハワイ渡航者予定者に対して、ハワイ到着前72時間以内の新型コロナウィルステスト受診を求めることはできるが、これを拒否した人の飛行機の搭乗を止めることはできない。しかし、テストを受けずに搭乗した乗客に対しては、ハワイ到着後、新型コロナウィルステストを受けることになり、陰性ならば、そのまま飛行場から出られ、陽性は州の隔離施設に送られるか、出発地に戻るかになるという。
ジーン・ワード州議員は「これは我々が待ち望んでいた画期的な方策(ブレイクスルー)である。これにより知事や州議会は、観光業の安全かつ整備された再開に向けた動きを前に進めることができる。」とした。
ボブ・マクダーマット議員とジーン・ワード議員は、同検査のプロセスやその裏付けについてまとめたMaking Hawaii Safe for Travel.という書面を発表。