ハワイ島のプナに移住する計画でカリフォルニア州から到着した「カーボンネイション」と名乗るカルト集団が、14日間の自己隔離義務を破った理由などから逮捕され、カリフォルニア州に送還となった。
リーダーのエリジオ・ビショップと、同カルトグループメンバーたち約20名は、6月10日、11日にかけ自己隔離義務違反の容疑で身柄を拘束された。
ビショップ容疑者の弁護士は保釈金$4000を$1000の引き下げを要求していたが、裁判所により却下された。またビショップ容疑者に対しての90日間の投獄を言い渡されたが、アメリカ本土への帰還する場合には執行猶予を与えるという判決で、本土への帰還を選択した。併せて他メンバーへの告発も取り下げた。
これは、ハワイ州の14日間自己隔離が開始された3月26日以来、最大の逮捕となった。同グループ内に新型コロナウィルス陽性者はいなかった。
またこの集団に違法に家を貸したハワイ島プナのバケーションレンタルのオーナーは逮捕された。