ハワイ州の教育委員会と教員組合の合議の結果、ハワイの公立学校が8月4日から再開になると発表された。「可能な限り」、生徒と職員の間の6フィートの間隔を維持、またフェイスカバーなどの適切な個人保護用具も併用しての再開となるという。
ハワイのすべての公立学校は春休み開けの3月23日から休校となっていた。そのまま学年の終わりまで休校が続き、夏休みにそのまま入った形で今に至っている。
通常5月、6月は学年の終わりの卒業シーズンとなるが、今年はオンラインや参加人数を減らしての卒業式などに切り替わっていた。
教育委員会は4月には再開のめどとして「ハワイで新型コロナウイルスの感染者がゼロの状態が4週間連続で続いた翌日に開校」と発表していたが、現状、新規の感染者数は一日につ0~20名弱程度で推移している。
8月からの観光業の本格的に再開予定もあり、在宅勤務が解かれる親も多いことから、コロナ感染者がゼロとなってなくても、現実的な路線での再開に踏み切ったとみられる。