ハワイ州はロックダウンによる新型コロナウィルスの封じ込めには成功したが、その後、経済再開や外出制限の緩和などにより、6月中旬より感染者の再増加傾向がみられ、6月30日には18人の新規感染者が報告された。
ハワイ州ジョシュ・グリーン副知事は、予断は許さないとしながらも「これまでの感染者917名のうち、約90%が自宅で回復を迎え、ハワイ州としての医療システムは非常に安定している」と述べた。
また、新規感染者の多くがコミュニティ内での感染だが、コンタクトトレーシングを行うことで素早く感染者を特定することができているという。
ただし、州知事は今後の再拡大ペースによっては、一度再開したビジネスを再度閉鎖する必要も出てくるとし、独立記念日の連休などでの人とのコンタクトと予防に十分気を付けてほしいと呼びかけた。