2020年のホノルルマラソンは、いまのところキャンセルになっておらず、12月13日に開催予定だが、実際のレースに加えて「バーチャルイベント」も追加される予定であると代表のあるジム・バラハル氏が語った。
ホノルルマラソンと同じ週末に行われる他二つのイベント、カラカウア・メリーマイルと、10Kラン、そしてホノルルマラソンのすべてがバーチャルイベントを開催するという。
昨年はこの3つのイベントの日本からの参加者はあわせて約17,000名だった。
「イベント開催時点での渡航制限がどうなっているかは不透明であるし、やはりイベント参加することに気乗りがしないという人も出てくると思う。そういう方向けの代替案としてこのバーチャルイベントを企画した。バーチャルイベント参加者も、メダルやTシャツなどを受け取ることができる。」
現在、複数あるこういったバーチャルイベントのプラットフォームを比較検討しているという。
世界のメジャーなマラソン大会としては、9月27日開催予定だったベルリンマラソン、また11月1日開催予定だったニューヨークマラソンはともに先週キャンセルを発表している。10月4日予定のロンドンマラソン、10月11日のシカゴマラソンは今のところ、開催予定のままとなっている。
バラハル氏は、ホノルルマラソン開催の希望は持っているが、もしも中止ということになった場合でも、参加希望だった方に楽しんでもらえるようにしたいと語った。