連邦道路局が、ホノルル市による高速道路での大量PCR検査に差し止め依頼

連邦道路局が、ホノルル市による高速道路での大量PCR検査に差し止め依頼

更新日 2020.09.02

ホノルル市は8月27日から2週間のロックダウン中に約60000件の大量のPCR検査を無料で実施中である。その検査場所として高速道路(H-3)を一部閉鎖し、閉鎖区間内にあるテツオ・ハラノ・トンネルを利用する予定だったが、9月1日の検査開始の45分前に連邦の高速道路局から、この高速道路閉鎖を拒否するメールが届くという事態になった。

州の高速道路局は、連邦に対してこの詳細を共有していなかったことを認めているが、この検査は中止されることなく実施された。州の高速道路局は「このハワイのパンデミックについて、連邦側は事態を理解していない」
連邦高速道路当局は拒否した理由として、安全上の懸念と、パールハーバーヒッカム基地とカネオヘベイにある海兵隊基地ハワイの間の主要なアクセスルートを遮断することになることを挙げた。

連邦からの拒否にも関わらず、ハワイ州は9月3日木曜日に再び計画されている大量テストの第2ラウンドのためにH-3を閉鎖する予定であるとしている。

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