9月8日、ホノルル市のコールドウェル市長は、オアフ島全域で8月27日から2週間の予定で実施中だった全面的なロックダウン(Stay-at-home, work-from-home order 外出禁止・自宅勤務命令)を9月23日まで、2週間延長することを発表した。
新規陽性者数は9月6日には162人、9月7日には104人、9月9日には66人とこの数日で減少を見せたが、ここでロックダウンを解除すれば再感染が広がるという考えから、ロックダウンの延長を決めた。
一方、ロックダウン中に州が実施している大量テストだか9月3日の段階で、15,152件の検査に対し、陽性率は0.9%だったことが連邦の保健局により発表されている。この結果に対して、陽性率が5%以下であれば急速な市中感染拡大局面ではない、としている。
今回のロックダウン延長による行動規制・営業規制については、下記内容から基本的に変更がないが、ビーチ、公園、トレイルにおける単独での運動や読書、瞑想、座ることなどの活動のみ、今回許可された。
・エッセンシャルワーク(食品店、医療、チャイルドケア、シニアケア、教育、建設、水道、交通、輸送、宗教など)は引き続き継続できるが、それ以外の業務(小売店、理美容やネイル、マッサージ、ジムなど)は営業停止。レストランは店内飲食は禁止となり、持ち帰りとデリバリーのみの営業とする。
・食料品の買い出しや医薬品や薬の入手、医療を受けるための外出などの必要なサービスのための外出はOK。
・基本は自宅勤務。