事前テストプログラム、ハワイ内各島の足並み揃わず

事前テストプログラム、ハワイ内各島の足並み揃わず

更新日 2020.10.06

ハワイ州が10月15日から州としてスタートする予定の事前テストプログラム(事前に新型コロナウィルスのPCR検査を受けて陰性だった人は14日間の自己隔離義務を免除)だが、ハワイ州内の各島の市長の足並みが揃わない。

カウアイ島のカワカミ市長は、ハワイ州到着前72時間前に実施のPCR検査に加えて、カウアイ島に来訪した人に2度目の追加検査を実施するという案を提案したが、ハワイ州のイゲ知事はこの案を却下した。
 

その代わりに、イゲ知事は各島の市長に事前テストプログラムを受け入れるかどうかの選択権を与えた。

これを受けハワイ島のハリー・キム市長は、ハワイ島は事前テストプログラムを適用しないということを発表した。
ハワイ島は先週末に、40名を超える新規陽性者が発生するなど、感染拡大の懸念が高まっているため、現状で島外からの渡航者を隔離無しで受け入れるリスクを取れないと判断。よって、ハワイ島を訪問する渡航者は10月15日以降も、14日間の自己隔離義務が課されることになる。

マウイ島は今のところ、意向の発表を保留している。


10月15日の事前テストプログラム実施が迫る中、オアフ島以外の隣島への渡航者は、現状では、少なくとも10月31日まで14日間の自己隔離義務が課せられている状態であり、まだ今後の再開策は不透明となっている。
 

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる