ハワイ州が10月15日から州としてスタートする予定の事前テストプログラム（事前に新型コロナウィルスのPCR検査を受けて陰性だった人は14日間の自己隔離義務を免除）だが、実施前日となっても各島の間のルールや、運用面での詳細に不明な点が残ったままのスタートとなり、しばらくは混乱が予想される。

オアフ島内では、事前テストを受けた人は2度目のテストを受診することは求められない。ただ、オアフ島を管轄するコールドウェル市長は、ハワイ州のイゲ知事に対して、事前テストを受けずに到着した人用に、3時間で結果の出るラボを空港内に設置する承認を求めた。事前テストを受けずにハワイに到着した人は今まで通り、14日間の自己隔離義務があるが、これらの人を監視し続けることは難しいため、空港内でのラボが必要としている。イゲ知事はまだこれを承認していない。

ハワイ島では、事前テストプログラムを受けた人も、ハワイ島到着時に、抗原検査の受診が必須となる。
 

カウアイ島では、カウアイ島到着後72時間以内に、任意で２度目のテストを受診する人を募る予定である。マウイ島は旅行者に到着後48〜72時間のどこかで2回目のテストを受けるように依頼する予定である。

カウアイ、マウイ両島では、2度目のテスト受診者に対してクーポンやその他のギフトなどを提供する予定であるとしている。

またイゲ知事は、日本とのテストプログラムパートナーを探しているとした。