カカアコエリアを大規模に再開発中のハワードヒューズ社の「ワードヴィレッジプロジェクト」だが、3月にあらたに計画中の2つのコンドミニアムに関する公聴会が行われ、5月に承認されるかどうかが決まる。
新コンドミニアムの計画は、「ウラナワードビレッジ」と「ザ・パーク・ワードヴィレッジ」の2つ。
もし承認された場合、同2プロジェクトの着工は2022年の第3または第4四半期になる予定とのこと。
また、2つのプロジェクトをあわせると1,100を超える住宅用コンドミニアムユニットを中心(うち700ユニットは、”ワークフォースユニット”と呼ばれる地元民のためのユニット)、約4600㎡の小売スペース、約3200㎡の軽工業用スペース、および、約2800㎡の公園・公共スペースという構成となる。
特徴としては、大きな公園・公共スペースで、過去に建設済み・承認済みの7棟が持つパブリックオープンスペースを、新しい2棟だけで上回る予定。
これはパンデミックで急に増えたオープンエア型のダイニングスペースなど、開放的なパブリックスペースへのニーズの高まりに応えたものであるという。
スケジュールは3月5日にプレゼンテーションヒアリング、3月10日に修正依頼ヒアリング、5月8日に意思決定ヒアリング、というスケジュールが公開されている。