ハワイ州、社会的集まりの人数などの行動制限を再強化

ハワイ州、社会的集まりの人数などの行動制限を再強化

更新日 2021.08.11

ハワイ州のイゲ知事は8月10日の会見で、直近の州内の新型コロナウィルス陽性者数の増加を懸念し、社会的集まりなどに関する行動規制の再強化を発表し、発表後から即時施行となった。

【施行された行動規制は以下の通り】

●社会的集まりの1グループの人数は、屋内では10人以下、屋外では25人に制限。
●バー、レストラン、ジム、その他の社会的施設は、収容人数を50%削減
●施設内での1グループの距離は6フィートのディスタンスを保ち、着席であること。歩き回って、人と交流したりすることは禁止。またマスクは常時着用必須。
●結婚式、会議、宴会、コンベンションなどプロによって計画されたイベントは、安全計画をそれぞれの市に提出し承認を得ること。


イゲ知事はハワイでは2020年の最悪期だった8月の約2倍の陽性者が出ており、7日~10日ごとに陽性者数が倍増している状態であると厳しさを増していることが行動規制の再強化の理由であると説明した。

特に感染力の強いデルタ型変異種が感染の中心になっており、現在州内には246日の入院患者がいるが、その92.3%がワクチン未接種者になっているという。また入院患者のうちの約半分が50歳以下の若年化が進んでいるという。

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