ハワイ州の新型コロナ新規陽性者数が再び拡大傾向に

ハワイ州の新型コロナ新規陽性者数が再び拡大傾向に

更新日 2021.12.16

ハワイ州保健局の12月16日の発表によると州内の新型コロナ新規陽性者数は395人となった。これは130件の過去の検査分がレポートシステムの不具合により追加されている。しかし、それを抜いても、感染再拡大の傾向が顕著となっており、人々が集まる11月末の感謝祭のあとから120%以上の増加を見せている。

入院患者数もそれに伴って増加傾向にあり、現在州内では35人が入院治療中となっている。(うち25人がワクチン未接種者)。

現時点でオミクロン株による影響の程度は明らかになっておらず、ハワイ州グリーン副知事によると入院患者のほとんどはまだデルタ株によるものという。

ハワイ州住民の73.2%が必要回数のワクチン接種済だが、ブースターショットを受けた人はまだ20%にとどまっている。グリーン副知事はブースターショットの早めの接種と、年末年始の集まりは屋外で行うことを推奨している。

 

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