ホノルルのアラモアナセンターに隣接する高級コンドミニアムの「パークレーン・アラモアナ」と、マウイ島キヘイにある「マウイ・ブリューイング・カンパニー レストラン」が、今年度の「AIAホノルル・建築デザイン賞」に選出された。

この賞は米国建築家協会（AIA）のホノルル支部から、ハワイ及びパシフィックリム地域の優れた建築に贈られる賞で、今年度は44の建築プロジェクトが候補に挙げられていた。

「パークレーン・アラモアナ」は、シカゴの建築設計事務所ソロモン・コードウェル・ブエンツとハワイのベン・ウー・アーキテクツによる共同設計。同チームはハワード・ヒューズ社がカカアコで手がけた高級コンドミニアム「アナハ」でも「AIAホノルル・特別賞」を獲得。
一方の「マウイ・ブリューイング・カンパニー レストラン」は、ホノルルベースのWCIT アーキテクチャーが設計を手掛けた。

尚、今年度の市長賞はジェフリー・ルイス・アーキテクトが設計したマノア・ヘリテージ・センターのビジター・ホール、市民賞はフィルポッツインテリアとSAAが設計したカリフォルニアにあるキング・ハワイアン・コーポーレート・オフィス、サスティナブルデザイン賞はライブリー・アーキテクツが設計したトゥトゥイラ島にあるアメリカン・サモア・パワー・オーソリティの運営センターに贈られた。