2023年1月のハワイ州政府観光局の統計によると、、アメリカ国内また海外からを含めたハワイ州への渡航者数は約79万人となり、2019年同月比で97%まで迫る回復を見せた。2022年同月比においても38%アップとなっている。

またアメリカ国外からの渡航者数もパンデミック開始以来最大となり、全体の23%を占める約18万人が海外からの渡航者となった。日本からの渡航者も年始には3000人を超える日もあり、2022年1月トータル2850人から、2023年1月全体では44000人超と大きく回復を見せている。

しかし、パンデミック前の国際マーケットからの来訪者比率は30%ほどあり、依然としてアメリカ国内旅行者の増加が回復基盤となっている。2022年のホリデーシーズンが低調だったことから、年明けにさらなる落ち込みが予測されたが、堅調に回復し、パンデミック以来もっとも明るい年明けとなった。そのアメリカ国内旅行者もインフレの影響などで旅行予約が直前に入る予約比率が上がってきており、この勢いが続くかの見通しは不鮮明となっている。

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