戦艦ミズーリ保存協会会長のマイケル・アレン・カー氏が、令和4年秋の叙勲(旭日中綬章)を受賞した。

カー氏は、第二次世界大戦の正式な終結の場となった「戦艦ミズーリ」を日米を含む国際平和の象徴として位置づけ、戦艦ミズーリ記念館において第二次世界大戦を日米双方の視点から中立的に展示することに努めた。また日本の戦史博物館や資料館との連携・交流の強化を推し進めるなど、アメリカ合衆国における対日理解の促進や、日米間の友好親善のために長年にわたり貢献した。

3月14日(火)、在ホノルル日本国総領事公邸において、カー氏への勲章・勲記伝達式が行われた。

伝達式では、青木総領事から祝辞と日米間の和解と好親善促進への謝意が述べられた。またカー氏からは、今回の叙勲は自身のみならずミズーリ保存協会の理事会及び職員、ボランティア全員に対するものであり、皆で受章を分かち合えることを嬉しくとのコメントがあった。

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