UHERO（ハワイ大学経済研究所）がハワイ州経済の2023年第2四半期の予測レポートを発表した。
これによると、観光業を中心としたハワイ州経済は今後も好調を維持し、2023年後半からの全米での景気後退の影響を回避する可能性が高いという第1四半期からの予測を保持した。

観光業におけるアメリカ本土からの訪問者数は徐々に減少する予測であるが、さらなる国際市場の回復により訪問者数は維持される見込みだが、日本からの回復の遅れは重しとなる可能性に言及した。

またハワイ州のインフレは全国平均よりも早く改善を見せ、これが所得増加を支えるだろうと予測。実質所得は2021年にパンデミック前の水準にほぼ回復したが、今後3年間は平均年率2.5%のペースで成長すると見られている。また多くの大規模な公共部門のプロジェクトが、建設業界に雇用と経済活動をもたらすと予想される。

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