12月4日、米地質調査所のハワイ火山観測所は、35年間続いていたハワイ島のキラウエア火山の噴火が止まった可能性があると発表した。
ハワイ島のキラウエア火山は、今年5月3日の大規模噴火の発生以降、夏にかけて噴火と溶岩流出が続き、住宅およそ700棟を破壊。近隣の一部の住民も避難を余儀なくされていた。
キラウェア火山の噴火は1983年1月から続いているが、ハワイ火山観測所は、直近の3ヶ月で山頂からも地面の亀裂からも溶岩流出が確認されなかったことから、キラウェア火山の活動が一時停止状態にあることを発表。
しかし、現在も地下ではマグマが流れ、ガスを放出するなどの活動は続いていることから、再び噴火が起きるのは確実だと専門家は指摘している。